中学高校での実験観察の注意点

person10代/女性 -

理科教員です。中学校高校では理科の実験で口の頬の内側の細胞をこすり取って顕微鏡で観察したり、口の中に食塩水を含ませて細胞を採取し、吐き出したものを洗剤やエタノールで処理して自分のDNAを簡易に抽出するといった、実験観察を行うことがあります。特に顕微鏡観察は古くからごく普通に行われてきたオーソドックスな観察です。新型肺炎の流行中は実施を見送らざるを得ないと考えていますが、この先も、もはや、「安全に実施できる実験」とは言えなくなってしまうのでしょうか。どれぐらいの流行の状況になれば、実施が可能になるのか、理科教員は感染症については専門家ではないので、現場での判断に悩みます。感染症の専門家の立場から、このような実験の実施の可否についてお考えをお聞かせいただけないでしょうか。また、もし、実施するとしたら、感染予防の観点から、どのような注意が必要ですか。今までも、手指を石けんで洗うこと、スライドガラスは回収して塩素系漂白剤に浸してから洗う、DNA抽出は使い捨てカップで行う、などの手立てをしてきました。さらに必要なことがあればご助言いただけるとありがたいです。学校現場には感染症の専門家はいませんので、感染症に詳しい専門家の立場から、お返事をいただけたらと思います。よろしくお願いします。

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