左腎に多房性嚢胞性腫瘤の悪性の疑い
person50代/女性 -
昨年8月に左下腹に手拳大のふくらみに気付き受診しました。
CT,MRIの結果、(20×11×10)センチ大で多房性嚢胞が多発しており、隔壁に一部肥厚、増強がみられ、悪性の可能性が50%程度あるとの診断でした。ただ上極側に一部正常な腎実質が残存し、排泄遅延はあるものの、正常時の半分程度の働きはまだあるとのことでした。
担当医の方の説明では、治療方針は手術で左腎をまるごと摘出するか、経過観察をするかの2択で、大きくなるのを抑制する治療方法はないとの事でした。
現在は経過観察を選択し、10ヶ月程が経つのですが、前回の診察時よりふくらみが大きくなっているのを感じていて、手術を受けるべきか迷っています。
そこで、2点質問をしたいのですが、
1. このタイプの癌は転移しにくいとの事なのですが、どの程度転移が少ないのか、例えば転移があるのは2,3割なのか、数パーセントなのか、感覚でも良いのでアドバイスを聞きたいです。
2. Webでこの病気について調べてみたところ、悪性か良性かの判断をするために、針で嚢胞内部の水分を取り、その中に癌細胞がないか調べる方法や、
嚢胞が大きくなるのを防ぐために、水分を針で取った後にエタノールなどを注入する硬化療法があると知ったのですが、これらの方法には何か問題があるのでしょうか。どうしてこれらの方法についての説明がなかったのかご意見をお聞かせいただければ幸いです。
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