肺腺癌ステージ4 1次治療でのタグリッソ使用の是非
person50代/男性 -
困っております。至急ご回答お願いします。つい先日、突然のがん告知を受けました。タイトル通り肺腺癌(左肺上部に3センチ強の原発巣、同肺門部に転移、がん性胸膜炎で胸水が溜まった状態、脳転移やその他の転移はなし)でステージ4です。主治医からは、胸水の遺伝子検査をした結果、EGFR変異(エクソン19の欠失変異)があり分子標的薬タグリッソでの治療を開始するとの説明を受けました。ただ、帰宅後ネットで調べると、このタグリッソで1次治療した場合、いずれ耐性になると2次治療には化学療法(従来の抗がん剤?)の選択肢しか残されていないが、1次治療はジオトリフを使用し、EGFR-TKIで唯一2次治療にも使えるタグリッソを2次治療まで温存する事で、分子標的薬の治療を最大限に延ばし、結果毒性の強い化学療法の必要性を先送り出来るという治療戦略がある事を知りました。しかし同時に、2次治療でタグリッソを使うには1次治療でEGFR T790Mの変異を獲得せねばならないという事と、更にその全員が獲得出来るものではないという事が分かりました。なので、本日主治医に前述の私の遺伝子検査の結果を再度確認しましたがT790Mの変異は「検出せず」となっておりました。
そこで質問なのですが、このT790M変異が最初からある人もいるのか、もしくはEGFR-TKI治療で一定期間経過し耐性が出来て初めて獲得されるのかという事です。最初からあれば先程の治療戦略は当然有意ですし、そうでなくとも1次治療耐性で必ずT790M変異を獲得出来るのなら大変魅力的な戦略ですが、例えば私のように最初にその変異がない患者が、あえて1次治療で使える事が分かっているタグリッソを温存し、ジオトリフから治療開始するような事例があるのでしょうか?そうなると、耐性獲得後T790M変異がない場合はせっかく使えたタグリッソがもう2度と使えなくなると思うのですが?
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