希少部位性子宮内膜症について
person20代/女性 -
希少部位性子宮内膜症で、背部痛、腹痛、嘔気、嘔吐、倦怠感といった症状が出ることがありますか。画像の検査では、子宮内膜組織が映らないと聞きましたが、どのように診断するのでしょうか。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。
婦人科の医師が回答
希少部位子宮内膜症は、できた場所に応じた症状がでます。
おおくは、月経中の、その部位の痛み、出血です。
例えば、よくある横隔膜の子宮内膜症なら、月経中に気胸で胸が痛んだり、血胸になったりすることがあります。
膀胱の子宮内膜症なら、排尿痛・血尿がでます。
直腸の子宮内膜症なら、排便痛・血便がでます。
この3つが主な部位です。
そういう症状が合った場合、その部位に応じた検査をします。
膀胱鏡、大腸カメラなどですね。
嘔気・嘔吐・倦怠感は内膜症の症状ではありません。
背部痛・腹痛も、希少部位ではなく、普通の子宮内膜症で起こることがありますが、そういう場合、エコーなどで卵巣嚢腫が見つかることが多いでしょう。
内膜症は月経中に症状悪化しますので、おっしゃる症状は月経中のことでしょうか?そうじゃないならそもそも内膜症ではないかもしれません。
月経中の症状なら、婦人科をまず受診してみてください。
このままスマホで受診・処方を受けたい方へ
【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら
患者目線のクリニック