肺がんステージ1から3年後に脳転移
person40代/男性 -
3年前に肺腺癌ステージ1bと診断され、手術を行い、その後は経過観察として定期的に血液検査、肺CTを撮り、今年2月の検査では経過順調と言われておりました。その後、少し頭痛が気になり、今年6月に脳ドックを受診した際、3センチ大の腫瘍が一つ見つかり、急遽、7月に開頭手術を受けました。術中検査においては肺の転移性腫瘍との事で、現在、確定診断、遺伝子変異解析、PDL1発現率の検査待ちの状況です。なお、現状は血液検査は問題なし、原発と思われる肺はCTでも問題なし、全身状態は良好です。そこで質問ですが、
1.現在、肺は問題無いのですが、今回の脳転移の他に転移がないかが、気になってます。方法はPETが最も適切な検査となるでしょうか?
2.脳腫瘍は画像上は取り切れた状態と言われてます。その状態で術後に再発防止のため切り取った腫瘍との境界に放射線を照射するような事は必要でしょうか?
3.画像上は他の転移もなく、かつ現在の肺にも脳にも癌が見られない状況で有る場合でも、目に見えないがん細胞が身体中に散らばっている前提で薬物治療はやっておいた方が良いでしょうか?
4.遺伝子変異検査、PDL1発現率の結果で、薬物治療の種類や組み合わせを決める事になりますが、今後の治療として有利なのは、やはり分子標的薬が使える遺伝子変異が見つかる事でしょうか?
5.脳のがん細胞に効果がある薬は、一部の分子標的薬以外に存在しないのでしょうか?免疫チェックポイント阻害薬も効果は有るでしょうか?プラチナ製剤は効果なしとの認識です。
6.ステージ1bの手術から3年経過し、転移は今回の脳転移のみ(3センチ大が1つ)だった場合、オリゴメタと呼ばれる少数転移ケースとして、長期生存、根治の可能性に多少の希望は抱いても良いものでしょうか?
質問数が多くすみませんが、沢山の先生からの回答を頂きたく宜しくお願いします。
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