胸水が急激に溜まる原因について

70代以上/男性 - 2020/08/15

肺ガンを患っており(大きさ3センチ、ステージ3、左肺の背中側にできている)、手術はせずに入院していました。
入院中は、食事はなく(入院前は食欲もあって普通に食べていましたし、入院中もお腹が空いたと言っていました)、ブドウ糖の点滴や高カロリーの点滴(アルブミンが1.2程度だった為)、抗生剤の点滴(肺に炎症がある為)、輸血(ヘモグロビン値が7.8だった為)を一度に4単位行うという処置がされていました。
入院して10日後に輸血を4単位したのですが、その翌日から呼吸困難に陥り、酸素吸入が始まりベッドから離床できなくなりました。肺レントゲンを撮ったところ、左肺に3リットル程度の胸水が溜まっているとのことでした。10日前の入院初日は、左肺の下の方に若干水が溜まっていましたが、今すぐどうこうなるレベルではないと言われていました。
まずは利尿剤で水が抜けるか数日点滴をしましたが、効果がなかったとのことで、針を刺して抜く処置をしてもらいました。その際、鮮血の胸水だった為、もともと1リットル抜く予定でしたが、400ccしか抜かなかったと説明を受けました。
その翌日の肺レントゲンでは、針を刺す前日より胸水が増えており、右肺にも溜まっていました。針を刺す直前まで普通に会話ができていたのですが、その処置をした直後から呼吸困難が悪化し会話が出来なくなってしまいました。そして、その数日後、呼吸不全となりました。
急に胸水が溜まってしまった原因は何だったのでしょうか。