初期の子宮内膜癌でリンパ郭清をしない選択の是非

person40代/女性 -

46歳の女性です。月経過多(断続的に半年以上)で受診し、MRIで子宮内膜肥大、内診時に子宮入り口のポリープ(良性)除去、同時に取った内膜組織の検査で悪性腫瘍と判明しました。PET-CTでは子宮が内側から光っており、それ以外(頭・腎臓・膀胱以外)に光る部分は見られない(子宮頸部も光っていない)ので、今のところ転移はなく、子宮内においてもおそらく初期の状態だと思われるということでした。

標準治療では子宮・卵巣卵管全摘に加え、リンパ節も郭清するとのことでしたが、「術後のQOLを鑑みて、リンパ節郭清(や術後検査のための部分除去)をせず、子宮と卵巣卵管の摘出のみにしてほしい」とお願いしたところ、「標準治療にはそれなりの意味がある。リンパ節に転移があるか術後も詳しい状況審査ができず、再発のリスクも上がるということを重々承知の上での決断ならば」と認めて下さいました。

子宮近くのリンパ節に(PET-CTでは映らないような)転移があった場合、全身に回ってしまうこと、そうなると治療が難しくなることも想像できるのですが、今の状態であれば、今後の生活の中でリンパ浮腫のリスクやリンパの流れを滞らせることによる免疫機能の低下を避けたい、手術はできるだけ最小限の範囲にとどめておきたいと願ってこのような形を選んでいます。身近に同様の手術で10年以上予後の良い家族がおり、それでも大丈夫だと思いがちなのですが、個人差があることも承知しています。

そこでお聞きしたいのは、お医者さま方のご経験や実感から、「初期(おそらくはステージ1)の子宮内膜癌でリンパ節を温存した場合、実際にどのくらいの方が再発される/されないと感じられているか」ということです。もしくは、ご家族の方が私と同様の意向を強く持った場合、認められるか反対されるかという視点でも参考になります。

どうぞよろしくお願いします。

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