再発した神経の腫瘍の病理検査について
person40代/女性 -
口腔底に近い舌部分の神経の良性腫瘍が再発し再度切除し免疫染色もしましたが、病理結果をもらって不安になったので教えてください。病理検査結果Tongue,sub1ingua1,resection,Cellular schwannoma,see description
検体は2分割して検鏡した。一個は菲薄な線維性組織で繞囲された腫瘤で細胞密度の高い濃染した紡錘形の核を持った細胞の増殖が認められる。分裂像は目立たないが多形性がみられAntoniBtypeの像や硝子化血管は目立たない。他の一個では周囲の小結節もみられ切除されていると思われるが近接している。以上から悪性末神経症腫との鑑別を要する(最初の組織像との比較が望ましい)が再発した神経系腫瘍でcellular schwannomaの範疇と考える。境界も近接しており厳重な経過観察が望まれる。念のためSー100.ki67免疫染色が望ましい。
追加免疫染色結果は、S100は均一で強陽性 ki67陽性細胞はごくわずかで上記に矛盾しない。
免疫染色もした後、先生から悪性ではなく良性でいいです。悪性とは捉えませんと言われましたが、大丈夫でしょうか?
一応今後はMRIを半年に一度撮る予定です。
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