肝臓がん術後再発で手術不可能となり治療方法のご相談
person70代以上/男性 -
80歳男性 大腸がんからの転移の肝臓がんでこの2年で3回手術しました。今回の再発は手術不可能で、抗がん剤で進行を遅らせるしかないとの診断を受けました。
分子標的薬、塞栓療法などの選択肢があると読みました。主治医からはそうした選択肢の提示はありませんでした。年齢面から適用外なのかもしれませんが、進行を遅らせる以外の治療方法はないのでしょうか? 詳細は下記の通りです。
2020年11月 最新診断
CT,MRIで肝臓と副腎でしこりを発見
肝臓 4か所 前回手術した隣あたり
血液検査はOKだが、あまり参考になりにくい
前回手術から3~4か月で大きくなってきており、成長スピード速い
選択肢
(1)手術 ⇒ 困難
前回の手術で横隔膜をだいぶとっており、追加の手術は困難
今の状態では手術しても効果は見込めない
(2)放置した場合
平均的には6か月から1年弱くらいで命にかかわる
(3)抗がん剤治療
30カ月~3年くらい
完全に治せる確率は1%もないが進行を遅らせる効果はある
抗がん剤治療について
最初は2週間に1回の通院が必要
この抗がん剤が効かなくなった場合、次の抗がん剤は肝機能への副作用があり
うるので毎週血液検査が必要
過去の経緯
2010年9月
前立腺肥大症手術
術後 前立腺ガンと診断
2013年6月
大腸がん手術
2016年7月
大腸がんの転移の肝臓がん発見
肝臓がん手術
2019年6月
肝臓がん再発し手術
抗がん剤治療開始
2019年11月
肝臓がん手術
抗がん剤治療継続中
2020年7月
抗がん剤の効果でがんの縮小が認められたため
肝臓がん手術
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