緑内障視野検査におけるVFI値急低下の原因について
person70代以上/女性 -
（１）経過
妻76歳の緑内障についての下記質問に丁寧な回答をいただきありがとうございました。
質問1 左右眼圧差による緑内障点眼薬の効果検証
質問2 緑内障視野検査結果について、視野が悪化しているかご判断お願いします
回答のポイントは以下の通りでした。
●質問1と2の画像（高感度視野検査結果）比較から、視野が悪化しているように見える。
●直近のMD値－0.83で初期と思えるが、VFIがこのまま低下するようならさらに眼圧を下げるほうがよい。
（２）当面の対処
主治医に眼圧降下目標の設定（１５の30％として10.5）と点眼薬の変更を相談します。
（３）質問・右目VFIの急激な低下について－画像参照下さい。
１．VFI（右）の時系列グラフ
２．眼圧（右）の時系列グラフ
３．元データを含むデータ一覧表（質問２のデータに眼圧を付加）
２つのグラフから、眼圧はむしろ低下傾向にあります。VFI最終データ取得時（2020年10月）はすでにキサラタン3ヶ月点眼しています。
VFI値が2016年～2019年までは１％しか低下していない（年間0.3％以下）が、2019年最終データ以降は年4％程度と急激に低下しています。
この急激な低下はどのような原因が考えられるでしょうか。本人の状況として
1 2020年からコロナ禍で頻繁にZOOMを使うようになった、また運動不足の状況
2 2019年8月に75歳になったこと（ある本で75歳から老化が急にすすむと書かれていました、そのころから歩行速度が遅くなったようです）
などが思いつきます。
なお、4年ほど経過観察のB眼科で、右目の視神経が細いと言われています。
あまり参考にならない情報かもしれませんが、先生方の専門的知見に基づいてのご回答期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。
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