29歳で人間ドックの必要性。どこまでやればいいの?
person20代/女性 -
35歳で肺がんで亡くなった方のニュースを見ました。わかった時は全身に転移しており、5ヶ月ほどで亡くなられました。喫煙はしていないそうです。若くして癌で亡くなる方も沢山いますが、人間ドックはいつからどの程度受ければいいでしょうか?
もしかしたらこの方も早く人間ドックをしていたら助かったのでしょうか?進行まであっという間で症状もないのが若年性がんの特徴ですか?
私は今年29歳になります。
頭痛で半年前に脳のMRIをして、異常なしでした。それと、ピロリ菌の血液検査をして陰性でした。あとは毎年子宮頸がんの検査のみです。
それくらいのことしかしてません。
人間ドックも1人五万するし、どの程度すればいいのかわからないです。
30代で肺がんで亡くなる方もいるので、やはりもう全身やるべきでしょうか?
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放射線科の医師が回答
正直に言って明確な答えはありません。
35歳の女性が肺がんでなくなるのはものすごくまれなケースです。
29歳の女性ががんで亡くなるなんてこともものすごくまれです。が、全くないとも言えないのは事実でもあります。
あくまでも個人的な印象が入りますが、乳がん検診、子宮がん検診はまず毎年受けてもいいのかなと思います。
次にやるとすれば胃カメラ、大腸カメラ
その次は腹部超音波・甲状腺超音波
あたりでしょうか。肺がんはかなり稀ですが、一度くらいCT検診(低線量)されてみてもいいかもしれません。
予算に余裕があればPET-CTを1回とりあえず受けてみるのもありかと思いますが、全身それなりに高い精度で病変を検出しますが、それでも完全な検査ではありません。
多くの症例に携わっている身として、毎年PET-CTは無しではないと思いますがちょっと過剰気味かな?と思います。お金持ちならいいと思うのですが。
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