旦那 うつ病 接し方

person30代/女性 -

旦那がうつ病の診断が出ました。
休職をします。うつの要因は家族と言ってる旦那ですが、私からしたら些細な事で家族をやっていけないと言ってます。職場ではパワハラをうけ不眠症になってました。休職は自分で判断し会社に電話していました。
家にいるのがきついとも言ってたんですが休職なので24時間いることになります。私(妻)どのように接したら良いでしょうか?!旦那に言葉が結構きつく、うつ病はそこまで人を攻撃してしまうのでしょうか?!

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

うつ状態では、沈静と抑制のセロトニン系と賦活と興奮のノルアドレナリン系神経系の活動が停滞しているとされます。
この両者が微妙に入り混じってうつ状態をもたらします。

現在の状態は前者が優勢のタイプで、沈静と抑制のセロトニン系神経系がもっはら停滞しているのでしょう。
そのため、ささいなことに対する気がかりや不安が抑えられずに増大し、就労困難となりながら、一方で周囲に対する不満も抑制できずに大きくなり、攻撃性も制御できなくなっておられるのでしょう。

ご家族は、あまり指示的なことはおっしゃらずに、聞き手に徹して、危険でない限り、本人の訴えに共感してあげることが重要とされます。

ただ、攻撃性が酷い場合は、暴力回避法で対処するとよいでしょう。

本人にが攻撃的になったなら、何らかの理由をつけてその場を離れることです。
相手がいなくなれば、攻撃性はまもなく消退します。
攻撃性は、エネルギーを要し、うつ状態では、相手がいなければ維持するのは困難だからです。

本人に攻撃性の兆しが消失したころをみはからって戻ります。
この対応を際限なく繰り返すことで、本人は相手を攻撃しては相手にしてもらえないことを体験的に学習する効果も期待できます。

体力を要し、大変ですが、何よりも、互いに深く傷つくことを避けられます。

このままスマホで受診・処方を受けたい方へ

【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら

患者目線のクリニック

コメントが参考になれば幸いです。

うつ状態ですと、判断力が低下し、今までならば聞き流せていた相手の発言に深い意味があるのではと疑り深くなってしまいます。また、苦痛を客観的に示せないため、その不満が周囲への文句や激しい表現になって出てくることもあります。そして、周囲から見ると些細なことが大変大事のように感じてしまい思い悩みますが、判断力が低下しているため悩み続けるだけで何かを決断はできないか、決断しても後悔します。

うつ状態では薬物療法と休養が必要です。休養には心理的ストレスを極力減らすことが有用です。もともと一人の時間を大切にしている方、一人で過ごすことが好きな方ならば、同居していても部屋は別々にして一人の空間を用意し、「必要な時に声をかけてね」ぐらいの距離感で過ごすのも手段です。また、同居する家族の心労も大きいため、患者さん本人に不満を吐き出してしまいそうになる前に、外で発散できる術を確保しておくことも必要かなと思います。

御主人様、御心配ですね。心よりお察し申し上げます。うつ病となられますと、思考が悲観的・厭世的になるとともに、人間関係が億劫になられ、御家族様の存在でさえ苦痛に感じられることもあります。そのため、うつ病の際は、退職や離婚など人生の重大な転機となる決定は先延ばしにするようにおすすめすることが一般的です。
接し方としましては、プレッシャーは与えられないように、そっと見守ってさしあげられるのがよろしいです。会話を求めて来られる場合は、傾聴に徹することが有用です。ただ御気持ちを受け止められるだけで、助力となられます。心理的にいつも傍らに存在し、寄り添って、必要であれば、いたわり、ねぎらってさしあげられてと存じ上げます。
どうぞ、お大事にしてさしあげてください。

うつ病で攻撃的になるタイプのかたはときに見かけます。一般には鬱のかたには思いやりをもって見守る、とされていますが、そうしたかたの場合は、むしろ距離をおいて、一人で休んでいてもらう、というくらいでもよいかと思います

ゆか様
ご心配のことと存じます。
怒らないで聞いていただけるとありがたいのですが、離婚が最大の治療なのかもしれません。
とりあえずお部屋を別々にするなど、家庭内別居の環境を整えていただくと良いでしょう。
ご主人の言ったことは日記帳にありのままに記録していきましょう。
ご主人があなたから精神的苦痛を受けたと主張し、慰謝料を請求されることもあるかもしれません。
ご参考になれば幸いです。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師