頚動脈に線維筋性異形成があります、人工膝関節術の際に抗血小板薬を中止しても大丈夫でしょうか
person60代/女性 -
65歳女性です。高血圧症で降圧剤などの服用をしていましたが、7年前に一過性脳虚血発作で左半身の麻痺やろれつが回らなくなりました。その時に通院している大学病院の神経内科で様々な検査をして、腎動脈と内頸動脈に線維筋性異形成があることが分かり、それ以来降圧剤の薬に加えて抗血小板薬(クロピドグレル)を服用しています。
最近、変形性膝関節症の状態が悪化した為に、人工膝関節術を来月の26日に予定しています。その為に、二週間前から抗血小板薬を中止することになっています。
神経内科の医師に膝の手術の報告をしたところ、頭と頚部のMRIを撮ったほうが良いという判断で昨日MRIを受けました。
その結果、内頸動脈のほかに頚部動脈にも線維筋性異形成の狭窄があり、抗血小板薬を中止するとリスク(術中麻酔で意識がない時に詰まれば、脳梗塞に気が付かなくて時間が経ち脳ヘルニアの危険性もある)が大きいので整形外科の医師とよく相談した方が良いと言われました。
整形外科の担当医師からは抗血小板薬をやめないで手術をする場合のリスク(大きい手術なので出血量も多くなり、炎症を起こしやすくなり術後の回復が遅くなる等)を聞かされて、どうすればいいか混乱しています。
その医師は今まで人工膝関節術で抗血小板薬を休止しないでその手術をした事がないから何とも言えないと言っていました。
手術をやるかやらないか延期するか、ゆっくり考えて連絡くださいと言われています。
経験のある医師の方のアドバイスがあれば参考になります。
どうぞよろしくお願い致します。
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