早期発見、早期治療の思いで受診したのに

person50代/女性 -

54才 女性 乳ガン治療中です。
2020.1.16左乳ガン温存手術をし、抗がん剤(エピルビシン、エンドキサン)放射線、抗がん剤(ドセタキセル)治療を終えた時点で、her2検査を忘れてたらしく、検査をしたら、陽性が判明しました。
2021.2より、ドセタキセル+ハーセプチン、パージェタ点滴投与をしています。
医師より詳しい説明はなく、不信に思い、自分なりに調べて行くうちに重大な事が行ったと気付きました。
私の場合、針生検では陰性で、手術後の細胞検査でher2 2+で、医師は、針生検で陰性だったので陰性とばかり思い込んでいたと言われました。後には、検査はしたはずなんだけど、無くなっているんだよ とも。では、1年間カルテの中のデータを見ないのか と思いました。こんな医師の元、治療を続けて行って大丈夫なのか、これまでにも、不信感は多々あり、他にも腫瘍の影があるが、2度検査が不適で不明のままです。今は、後遺症で、手足のしびれ、リンパ浮腫、薄毛などに悩んでいます。
ハーセプチン、パージェタの投与が遅れて再発の可能性は大きく違いますか?
治療は間違っていないのでしょうか?
病院を変えた方がいいのでしょうか?

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

主治医の先生を、あまり信頼されていないことが文面から、強く伝わってきます。
治療経過としては、術後1年経過してからの抗HER 2薬を投与したと理解しました。ドセタキセルを8回くらい受けられたと推察します。そうなると浮腫などの副作用も強くなったことでしよう。
HER 2検査は針生検の時に行ったら、手術検体では行わないことが多いと思います。これは保険請求で1回しか認められないからです。地域によれば保険審査が緩くて2回できているのかもしれません。
しかし、経過からは抗HER 2薬投与前にしっかりとした化学放射線治療が遅滞なく行われているようですね。あなたのように温存可能な早期乳癌であれば、現行治療では、さほど再発を気にされなくてもいいように思います。
しかし治療の基礎に、患者-医師間の信頼関係があると思っています。
そこが崩れていると、今後も何かと影響が出ると思います。なので、看護師さんなどのコメディカルスタッフに相談に乗ってもらうのが良いと思います。
一人で抱え込まず、いろんな人に相談してみませんか?

このままスマホで受診・処方を受けたい方へ

【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら

患者目線のクリニック

相談者さん

健康長寿を目指す乳腺外科医 先生 へ

先生からの回答を頂き、心が救われました。ありがとうございました。
もうひとつ確認しておきたい事があります。他にも腫瘍があると書いたものですが、最初2019.12に撮ったCTに写っていて、MRIには、あまり反応していなく、手術直前に針生検したが、検査不適で手術には間に合わず残したままで、2021.4針生検したが、また、不適でした。小さくて、動くので採取しにくいと言われています。
私は、この腫瘍が、まだガンでなくても、採って、全摘した方がいいと考えています。今の後遺症が辛いんです。抗がん剤の影響は大きい、ドセタキセルは10回です。
リンパ浮腫が悪化するのが怖いんです。
主治医には言いました。
8月頃、検査をすると言われています。
PET検査も考えています。
先生は、どう思われますか?

健康長寿を目指す乳腺外科医 先生

ご心中、お察し申し上げます。
何事も、投げやりにならず、事情を知っている医療スタッフに相談することだと思います。

残っている腫瘍がどのようなものかも、文面ではわかりません。また、PET検査はグルコースを代謝する腫瘍でなければFDGは集積しませんし、術後の炎症でもFDGは集積します。あなたの状態に適した検査かどうかはこの場ではわかりません。

相談者さん

健康長寿を目指す乳腺外科医 先生 へ

返答ありがとうございました。
今後、ガン化していなくても全摘手術をした場合、起こり得るメリット、デメリットを教えて下さい。

健康長寿を目指す乳腺外科医 先生

小さくて、採取できない腫瘍を経過観察することはよくあります。
手術の際に、乳房造影MRIを行っていませんか?

MRIで、癌であった病変と、小さい腫瘤の造影のされ方の違いである程度の推察ができるのではないかと思います。主治医の先生にMRIでのお見立てをうかがってみてはいかがでしょう?

また、癌と判明していない時点での手術(全摘)は、おそらく保険適応にならないことがデメリットだと思われます。予防的乳房切除は家族性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)の患者さんで、特定の施設でしか認められていない手術だからです。

一方医学的なメリットは、残念ながらわかりません。申し訳ございません。

相談者さん

健康長寿を目指す乳腺外科医 先生 へ

返答ありがとうございました。
手術費用の事は知りませんでした。参考になります。今後、リンパ節を守るには、どうしたらいいですか?

健康長寿を目指す乳腺外科医 先生

リンパ節を守る、とはどういうことでしょう??

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師