s状結腸がん再発腹膜播種、BRAF変異ありの化学療法について

person30代/男性 -

夫が36歳でs状結腸がんになり、2020年2月に腹腔鏡術にて切除しました。漿膜を突き破っていましたが、脂肪細胞で蓋をされていたとのことで、腹膜播種やリンパなどの転移はなく、ステージは2bとのことで、補助化学療法を半年間UFT内服でおこないました。

その後も定期的にフォローはしてもらっており、2021年2月には内視鏡で再発なしとのことでしたが、内視鏡後から肛門痛があり、その後射精障害や排尿時痛が出現したため、泌尿器科を受診。
前立腺炎との診断で内服治療していましたがよくならず、痛みも増強するばかりで、6月には血便があり、消化器内科など他の病院も受診、術後フォローの病院にも相談しましたがとくに再発の指摘はなかったのですが、病院を転々としていたらMRIにて直腸腫瘍疑いが発覚し、精査のため大学病院でさまざまな検査をしたところ、腹膜播種が多発しており、直腸にも浸潤していることがわかりました。

腸管狭窄もあり、破裂防止のために小腸ストーマも造設しましたが、すでに小腸壁にも3箇所播種病変がある状態で、大網や骨盤内にも多発しています。

遺伝子解析の結果、RASは陰性でしたが、BRAF変異ありで、初回の抗がん剤は

mFOLFOX6+ベバシズマブ
を使用予定です。

BRAF変異ありは抗がん剤も効きにくく予後が極めて悪いとの記事をよく見かけるのですが、
エンコラフェニブ+ビニメチニブ+セツキシマブ
の3剤併用療法が効果がみられたとの記事を見つけたので、こちらを初回から使うという道はないのか、こちらは2次治療でしか適応されないのか、そのあたりのご意見をいただきたいです。

ビラフトビとメクトビもあると記載もあり、
薬剤の選択についてアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。

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