尿管鏡検査は行った方がよいでしょうか?

person60代/男性 -

65歳男性。20年前に禁煙(それまでは一日一箱)。

三か月程前に軽い血尿、半日で止まる。内科で尿細胞診(陰性)とエコー受診。明確にならず様子見となる。その後一か月ほど前にかなりドロドロするほどの血尿があり泌尿器科クリニックを受診。

まず尿細胞診と単純CTを実施。細胞診は扁平上皮細胞、尿路上皮細胞とも陰性。CTでは左腎臓腎盂の病変が疑われるも癌かどうかは確定出来ず。

次に造影剤CTを実施。左腎盂に陰影があり癌が強く疑われる。リンパ、骨盤には転移は無さそうとの所見。治療先病院の紹介を受ける。

次に紹介先病院にて逆行性腎盂造影を実施。左腎腎盂に欠損陰影あり(癌との印象)。膀胱には異変はみられない。ただ尿細胞診での悪性度グレードは5段階中の3という悩ましい結果。主治医の先生からはあまり悪性度の高くない癌の場合、癌であってもグレードが4や5と出ない場合もあると伺う。

これら経緯と結果を踏まえ先生から、1左腎及び尿管の全摘手術に踏み切る、2その前に尿管鏡検査で癌であることを更に確認する、の二つの選択肢があるだろうとの説明を受ける。その時は「もし癌ではないことが確認できて左腎臓を温存できる可能性があるならば」と考えて尿管鏡検査の実施をお願いした。しかしその後、もし尿管鏡検査を行って貰っても100%癌でないことが確認できるのでなければ、結局は将来に禍根を残さない為に左腎・尿管全摘手術に踏み切らずを得ないのではないか、ということに思い当たるに至った。換言すれば、尿管鏡検査を行って左腎・尿管全摘手術の必要性が否定されるという結果が得られる可能性は果たしてどのくらいあるのか?もしその可能性が限りなくゼロに近いなら、尿管鏡検査を省略して左腎・尿管全摘手術に進んだ方がよいようにも思われます。先生方のご見解を承れれば幸いです。なお反対側の右腎・尿管は全く問題ありません。

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