友人の引きこもりについて

person40代/女性 -

お世話になります。近所に住む幼馴染が引きこもりになり、心配です。彼女は6年程前にパニック障害と診断され美容職を離職、その後メンタルクリニックに通院しながら自宅で療養していましたが、3年程で良くなり、アルバイトと友人相手に自宅でできる美容の仕事をしていました。
昨年、アルバイトを辞めてから、新しい仕事が見つからず、面接にいくつか落ち、心が折れてしまったようです。また私が色々とアドバイスしたのを責められていると感じたようで連絡を断られ、もう半年ほどメッセージにも反応がありません。他の友人にも同様です。3ヶ月前、家に行った時はお母さんに連れ出され自分の部屋から出てはきましたが、私と顔を合わせたくないのか座布団に突っ伏して、顔を上げませんでした。以降は家に行っても部屋からでてきません。

同居のお母様と話したところ、昼夜逆転の生活でご家族が寝てから活動し、洗濯や入浴をするそうです。たまに顔を合わせると嫌な顔や無視をしますが、お母様の作ったご飯はなぜか1日遅れで食べているようです。
以前まだ話ができていた頃に夜眠れないと言っていたので、通院をすすめましたが、医者に不信感があり、お金がかかるので行きたくないとの事。
私も色々調べましたが、以前から友人が来る時だけ元気な様子だったとお母様から聞き、非定型うつではないかと思っております。今の状態で友人の立場で出来る事、ご家族にアドバイスできる事があれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

御心配ですね。心よりお察し申し上げます。パニック障害では「この場面で発作が起こったらどうしよう」という予期不安から広場恐怖と言って、公的な場に出ることに対する恐怖症を合併されることが多いです。恐怖症から引きこもられていらっしゃる可能性があります。薬物療法を受けられることで発作が少なくなり、安心感が得られるようになれば次第に引きこもりも改善されると思います。精神科・心療内科での治療では自立支援医療制度と言って、治療費の公的負担がお受けになれますので、お伝えしてさしあげて、通院をおすすめいただかれてと存じ上げます。

このままスマホで受診・処方を受けたい方へ

【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら

患者目線のクリニック

難しいところですが、友人の立場でできることは少ないかもしれません。
それは我々医者も同じで、本人が拒否している中で外から何かしようとしても、本人にとっては負担にしかならないことが多いからです。責めるでもなく、はれ物に触るでもなく、ご家族としては普通に過ごすことが一つです。その中で本人が動く気持ちになったときが働きかけ時かと思います。
あまり役立たないかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

相談者さん

sup 先生 へ

ご回答ありがとうございます。
できることがないのは悲しい事ですが、先生の「我々医者でも」というお言葉に救われた気がします。
今は働きかけを控え、本人が動く気になった時、要望があれば、協力したいと思います。
この度は誠にありがとうございました。

病気の内容にもよりますね。うつ病の具合が悪いのなら現状でみていくということになりますし、何らかの働きかけで改善する余地があるくらいの状態なら、なにか外出のきっかけを作っていくことで対応できる場合もあります

相談者さん

プレアデス 先生 へ

ご回答ありがとうございます。
現状、日中は部屋から出てこないようですので、病状の把握が難しいのですが、ご両親に注意して見てもらうよう、お願いしてみます。
この度は誠にありがとうございました。

子どものこころの専門医です。大人は診ておりませんので、その点差し引いて読んで下さい。
質問者さんが友達として何とかしてあげたいと言う気持ちは理解しますが、ご友人が会いたくない・関わって欲しくないと言うのなら、そっとしておくしかないと思います。
残念ながら、友達って「相手と友達でいたい」という感情がお互いに続かないと成立しません。

相談者さん

行動発達小児科医 先生 へ

ご回答ありがとうございます。
長い付き合いですので、もう友達でいたくないと思われているのは悲しいですが、放っておくのが本人の希望なら、仕方ないのですね。ちなみに、本人の希望どおり放っておけば、自然と良くなる事もあるのでしょうか?

行動発達小児科医 先生

放っておいて自然と良くなるならそれでいいのですが、残念ながらそうじゃない事もありますよ。

相談者さん

行動発達小児科医 先生 へ

ご回答ありがとうございます。
何も出来ず、放っておいても良くならず、だと、やるせないですね。
自分からは何もできなくても、もし今後、彼女が再び頼ってくれる事があれば、惜しみなく力になろうと思います。
この度はありがとうごさいました。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師