「直腸神経内分泌腫瘍(NET-G1)」の追加相談

person60代/男性 -

前回にアドバイス頂いて、「病理組織診断報告書」を入手できました。
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【診断】Carcinoid tumor(NET,G1)(#1),rectum,ESMR-L.
【所見】直腸Rbの0.8cmの黄色調SMTとしてESMR-Lされた7X7X4mm大の組織片1個(#1)が提出されている。
組織学的に#1では粘膜下組織までが切除されており、微細顆粒状のクロマチンを含有する小型類円形核と淡好酸性細胞質からなる円柱状-立方形細胞が、リボン状、管状、短索状、一部では充実性に近い小胞巣状に粘膜下組織で増殖し、粘膜固有層にも浸潤している。核分裂像はほとんど認められない。
免疫組織化学的にはこれらはsynaptophysinに細胞質が顆粒状に強陽性、chromogranin Aに多くが弱陽性、CD56に細胞膜が陽性である。Ki-67標識率は1%未満である。カルチノイド腫瘍(neuroendocrine tumor, G1)の像と考えられる。明らかな脈管侵襲はみられない。組織学的な腫瘍の大きさは5.5X3mmである。切断断端に腫瘍は露出しておらず、深部断端までの最短距離は0.5mmである。
UTCC TNM分類(8th ed,) : pT1aN0(X)M0,Stage I
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この内容ですと、経過観察として、6カ月後に大腸の内視鏡検査するという判断は妥当と思ってよろしいもののでしょうか? また、経過観察での検査は大腸の内視鏡検査のみをしていれば良いものでしょうか?
よろしくお願いします。

直腸神経内分泌腫瘍(NET-G1)

person 60代/男性 -

健康診断にて、便潜血が判り大腸の内視鏡検査をした結果としてカルチノイドがあることが判り「内視鏡的結腸ポリープ粘膜切除術(長径2cm未満)」を実施しました。すべてきれいに取れたので、6か月後に検査をしてその後は、1年毎の検査で様子を見ることになりました。(腫瘍の大きさについては教えて頂けなっかたので不明です。)
診断書を、確認すると、病名=直腸神経内分泌腫瘍
           組織学的壁深達度=pT1aN0(X)M0,Stage1
と記入されていました。教えて頂きたいの項目として
 1保険会社に相談しましたらガン保険の加入内容が、悪性新生物のみ対象になるので
  「粘膜下層への浸潤」によって対象になるかの判断になると言われましたが、診断の
  内容では、保険の対象になるものでしょうか?
 2今後の治療については、担当のお医者さんの言われている経過観察で問題はない
  ものでしょうか?
   

person_outlinearuki1959さん

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