発達検査 軽度知的障害
person30代/女性 -
4歳3か月発達検査で軽度知的障害と出ました。
姿勢.運動領域 DQ73
認知.適応領域 DQ59
言語.社会領域 DQ44
検査結果 発達指数DQ53 発達年齢2歳3か月
特別児童扶養手当の申請で診断書をもらいに行く予定です。
どのような傾向を考えられますか?
やはり言語.社会領域が低いパターンは自閉症となるのでしょうか?
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小児科の医師が回答
ご心配ですね。
こどもの発達は ①速度・ペース ②特徴・かたより・でこぼこ の2面から評価します。
①は、つまり、現時点で同じ年齢の子どもに比べて幼いか否かです。
程度によって 軽度(IQやDQが50~75)、中度(35~50)、重度(~35) と
わかれます。現時点で、ですから、今後数値は変わってくる可能性はあります。
お子さんの場合は確かに他の2領域に比べて言語・社会面が低めですから、
この領域の経過は①の総合的な伸びを左右する可能性がありますね。
②は、得意不得意といった個性の範囲におさまっているのか否かも大事です。個性の範囲を
超えている状態なら「発達障害」といいます。「発達障害」は「自閉症スペクトラム」
「注意欠如多動症」「学習障害」の3つのタイプがあり、複数のタイプが重なっている
場合もあります。
「知的障害」があると、「発達障害」の要素も重なっている場合もありますが、逆は必ずしもそうとはかぎりません。お子さんの場合は、②の詳細がわかると対応すべきことが見えてくると思います。数字だけでなく、内訳、特に②について詳しくお聞きになるといいと思います。お子さんにとってわかりやすい環境を整えて、適切に経過を見守れることが大事だと思います。
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