肺がん4期(ROS1異常)の分子標的薬耐性による原発の再発で手術による部分切除が適切か
person50代/男性 -
2年前、2019年10月に肺腺癌4期の告知を受けました。右肺の下葉、中心近くに原発があり、左肺にも小さな転移があるも、その他は転移なしでした。遺伝子検査でROS1異常が判明し、同年12月から分子標的薬クリゾチニブ(ザーコリ)服用を開始。よく奏功し、CTでは原発に磨りガラス影がわずかに残るのみに。2020年10月pet検査でも、原発に淡い磨りガラス影は残るも活動は止っているとの評価でした。
ところが、今年、9/9のCTで原発に小さな結節が発生。その後9/15pet検査では、17ミリの結節、suvはmux2.5で、耐性の可能性との結果でした。
昨日の診察で、主治医(内科)から、再発は原発の一箇所だけなので、手術でこの結節部分だけ取り除くことを検討するとの話がありました。完治を目指す治療ではないが、他に転移がないため、出て来たガンを取ることで、引き続きクリゾチニブを使う
ことを目指すとのこと。
4期では効く薬を如何に長く使うかが鍵。結節だけ取っても、小さながん細胞は飛んでいるはずなので、いずれ出てくる可能性はある。よって、今の薬を少しでも長く使うための攻めた治療と考えて下さいとのこと。
胸腔鏡と思うが、手術なのでリスクはある。手術はやりたく無いということなら、次の分子標的薬の治験を探すか、点滴抗がん剤に変える。
以上説明があり、外科含めて最終方針を出すので、考えておいて下さいとのことで終わりました。
主治医のお話はよく理解しているつもりですし、薬が継続できるならありがたいと思うのですが、4期で、再発の出た原発だけを切るという治療はあまり聞かないように思いますし、切ったことで、逆に、先の薬の選択肢が減らないか、ガンが暴れ出さないか、思わぬ不具合はないだろうか等、心配しています。
ご意見をいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
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