非小細胞肺がん(腺がん)から形質転換での肺小細胞がんの治療中でのCEA上昇について

person50代/男性 -

昨年6月に肺腺がん(EGFR変異陽性 exon19del )と診断され、タグリッソにて1次治療を進めて参りましたが、今年の8月に耐性(胸膜播種、胸水貯留)となり、その後組織を採って検査したところ形質転換して小細胞がんとの診断を受けました。現在、イミフィンジ+シスプラチン+エトポシドの3剤で治療中で、4クール予定の3クール目が終了した状態です。ただ、病理検査では小細胞肺がんとの診断であった割には、治療開始前日(9/7)のNSEが19.2とやや基準値オーバーでしたが、Pro-GRPに至っては28と正常値でした。しかし、あくまでマーカー値は補助的な役割で当然病理検査の結果が優先となり治療開始となりました。また、腺がんのマーカーであるCEAは今年の3月の3.4を底に8月にかけて8.7→17.4→35.8と上昇し耐性となりましたが、その直後にLC-SCRUM-TRYで胸水採取したところ、一切の新たな遺伝子変異なくEGFR変異さえ消失という結果だったので、やはり形質転換して小細胞がんになってしまったんだと思い込んでいました。ところが先週、3クール目を前にCT評価と血液検査をしたところ、画像では明らかに腫瘍が縮小し現治療が奏功しているとの判断でしたが、NSEが10.2,Pro-GRPが29と正常値内であるのに対してCEAが104まで上昇していたのです。そこで質問ですが、この結果から転移等を含めどのような事が考えられますか?また、どう治療するのがベストでしょうか?LC-SCRUMでは胸水だけでの判定、小細胞がん診断の際の組織は、原発巣ではない胸膜播種より採取したものなので、更に原発巣等他の組織を採らないと正確には判断出来ないでしょうか?現状では、小細胞がんとの診断さえ本当にそうなのか?と疑心暗鬼になってとてつもない不安しかありません。どうか良きアドバイスをお願い致します。

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