セツキシマブ/パニツムマブのリチャレンジ
person60代/男性 -
夫が2年前に大腸癌ステージ4(多発性肝転移)と診断され、抗がん剤治療を続けています。
医師より「根治不能」と言われているので、治療はもっぱら抗がん剤だけです。
昨年10月に原発巣はそのままで、ストーマを増設しました。
一次治療としてFOLFOX+パニツムマブを実施。1年後にオキサリプラチンの副作用がきつくなってきたので、オキサリプラチンは中止となりました。その後は5FUとパニツムマブで9ヶ月実施しました。
耐性ができたため、今年4月末より、二次治療としてFOLFIRI+アバスチンを開始しましたが、アバスチンにより肝臓の血管に血栓ができたため、アバスチンは中止。以後FOLFIRIのみで治療中です。
標準プロトコルでは、次はレゴラフェニブになると思われますが、そこまでになるともう先はあまりないと思うので、
その前に、今一度、抗EGFR抗体薬とイリノテカンの組み合わせを試したいと思っています。
いろいろと調査すると、一次治療で抗EGFR抗体薬が有効であったが耐性ができた場合に、二次治療の後で再度抗EGFR抗体薬を投与して効果があったという症例を多々発見しました。
実際、ある症例ではレゴラフェニブの後でも抗EGFR抗体薬を使って腫瘍が縮小し、効果があった例があります。
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