尿管逆流症の原因が、放射線膀胱による膀胱萎縮の場合の治療及びQOLの注意点。

person70代以上/男性 -

73歳の男性。3年前に膀胱がんの温存治療として、抗がん剤及び放射線の治療を行いました。今年の5月ごろから、膀胱炎の症状として内部に炎症が確認されたので、がんの再発確認も含めて、TURBT検査を行いました。膀胱内部にがんの形跡はなかったのですが、尿管と膀胱の接続周辺に何らかの異常有との診断もありました。その2か月後に水腎症の診断があり、さらに1か月後に腎臓が腫れて、高熱が出て敗血症の診断がありました。病気が進化していく気分でいたが、抗生物質投与及び、右側腎瘻設置して回復しました。この頃から左側尿管を通した膀胱からの尿がほとんど出ませんでした。
これより、MRI検査では尿管の狭窄及び周辺の腫瘍の可能性も指摘されてました。その後に全身麻酔化で、膀胱鏡を使用して尿管周辺の腫瘍検査を実施して、問題なければ尿管狭窄の手術を実施する予定でした。結果は腫瘍の可能性は問題なく、5mmの膀胱鏡が通過出来て(バルーン法ではない)、後にステントを入れて完了し、左尿管ルートの膀胱からの尿が出るようになりました。細菌性膀胱炎の原因は、尿管逆流現象ですが、尿管の逆流防止弁の機能は正常かどうかは分かりません。一番の問題は、放射性膀胱によると思われる膀胱の萎縮、即ち収縮できない事が原因であり、膀胱に尿が60-70ml程度しか貯められません。これ以上は、尿漏れパッドに漏れるか、尿管逆流になります。今後は、膀胱の萎縮を改善出来るのか、拡大できるのどうかわかりません。尿管逆流を改善するために手術があるのか、又は、日常生活の改善でやっていけるの教えてください。また、ステントの長期設置は尿管逆流を招くとの情報もあります。この功罪についても教えて下さい。

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