外傷性の動眼神経麻痺と半盲について
person60代/男性 -
2か月前に意識を失って転倒し左側頭部を強打して、骨折はしなかったものの右海馬部の脳挫傷と視神経の麻痺を負いました。
意識を失った原因は不明で、脳貧血ともてんかんとも言われていますが、
質問は視神経の麻痺の方についてです。
視神経麻痺の症状は2つありまして、以下になります。
(1) 左目の動眼神経麻痺(瞼が開けづらい、視点を内側と上下に動かしづらい)
(2) 両目の半盲(両目ともに視野の左側がグレイアウトして見えない)
MRI画像では、当初は右海馬部に白い影(血腫)が見られましたが、1か月後にはほとんど消失していました。脳障害はありません。
近い場所の視神経(左動眼神経、右視索)が損傷したのではないかというのが主治医の見立てです。
半盲の症状があったために当初はてんかんが転倒原因として疑われましたが、
2か月経っても改善しないために、2つの視神経麻痺ともに、外力が加わったことが原因だろうと言われています。
現在、見え方はわずかに改善しているように思えるものの、目立った回復は見られていません。
この2つの症状の同時発生はかなり辛く、覗き穴から世界を見るような不自由な生活を送っています。
この2つの症状が同時に起こることは前例を見たことがないと言われましたが、珍しい症例なのでしょうか。
このような症状に至ったメカニズムと今後の回復の見込みについて、考えられることを詳しい方にご教示いただきたいと存じます。
どうかよろしくお願い致します。
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