葉状腫瘍　マージン無し？で5センチ切除 境界悪性について教えてください

40代/女性 - 2022/01/10

左乳房の腫瘍を昨年2月に針生検で陰性でしたが半年弱で5センチ強まで増大した為12月7日に切除し病理検査の結果「葉状腫瘍境界悪性」でした。医師から「胸は手術で閉じてしまったので後は厳重フォローでエコーをする」との事です。今も10ミリ以上の腫瘍が右に1か所左に2か所あります。　主治医からのきちんとした説明がなく不安しかなくご教授の程宜しくお願いします。

1核分裂像が7/10HPFs
この数値はどういう意味ですか？
2 境界悪性成分
境界悪性成分とは何ですか？
3 断端露出は明らかでなくおそらく断端陰性です→断端露出とは断端陽性でないとの事ですか？
4再発した場合悪性になる可能性、マージンを取っていませんが再発の可能性、再手術の場合いつ頃までに？
5境界悪性の遠隔転移の可能性について

以下病理検査結果です。
■Breast, left, partial excision-Phyllodes tumor, borderline ly(-), v(-)surgical margin: possibly negative ■所見　乳腺の部分切除検体が提出されています。肉眼的には境界明瞭な黄色～灰白色調の腫瘍52x42x22ミリを認めほぼ核出様の検体です。組織学的には、2相性の保持された乳管上皮周辺に繊維性の間質、一部粘液質な間質の増生が見られます。線維腺腫の管内型や管周囲型の様な形態もみられるものの、葉状の構造を取る部位もあり。間質の細胞密度が低く異型が低い部位が主ですが領域性に間質の細胞密度が高く、異型も見られ、核分裂7/10HPFsみられる部位もあります。全体として葉状腫瘍と考え、間質の細胞密度が高い部位を特に境界悪性成分と考えます。脈菅侵襲はなし。標本上断端露出は明らかでなくおそらく断端陰性ですが、断端と腫瘍の距離が非常に近いため慎重なフォローアップを。