膵神経内分泌腫瘍の診断における検査

person50代/男性 -

人間ドックでの腹部超音波検査をきっかけに、造影CT、胃の内視鏡検査、超音波内視鏡検査(EUS)を実施し、膵臓の中央部に13ミリの膵神経内分泌腫瘍(非機能性)があるとの診断を受けました。自覚症状はなく、肝臓への転移なしと診断され、腫瘍マーカー(CA19-9)の数値は2.0です。膵体尾部切除術を勧められています。

診断を受けてからいろいろ調べると、膵神経内分泌腫瘍の何人かの専門医師が、膵神経内分泌腫瘍の治療においては、EUS-FNAを使って組織検査をして悪性度(グレード)を見極めたり、SRS(ソマトスタチン受容体シンチグラフィ)などの検査も併用した上でできる限り正確な診断を行い、その上で治療方針を決めることが重要だ、という趣旨の発言をされています。

ところが、現在の病院では、EUS-FNAを使って組織検査は正確性に欠ける(G1だと思ったら実はG2だった等)のでやらないのが主流だとし、今の時点で手術一択だとの診断です。専門医によると、確かに組織検査は100%正確ではないが、それでも組織検査でグレードを見極めることが重要と指摘されています。何人かの専門医によって組織検査とかSRSによる検査が重要と指摘されているのに、それをしないで手術一択との判断に疑問を感じています。本当に、これ以上の検査は不要で、手術一択なのでしょうか。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師