45歳 子宮内膜症 手術

person40代/女性 -

45歳女、未婚でパートナーはいません。
子宮内膜症で両側卵巣が5センチ大で、3月に手術の予定になりました。
医師に提示された選択肢が3つあり、
1、片側卵巣のみ摘出
2、片側卵巣と子宮を摘出
3、全摘
から選ぶように言われました。
どの手術を選んでも、ホルモン剤を閉経まで続けなければいけないようです。
今パートナーがいないし、高齢に近いというこたもあり、今時点では出産は望んでいません。
ホルモンバランスが崩れてしまうことが不安です。
全摘した友人からは
ちょこちょこ手術するようになるから
はじめから全摘した方がいいとの意見も聞きました。
しかし決め手にはならず、迷っています。
選択肢3つそれぞれのメリットデメリットを教えて下さい。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

今両側の卵巣嚢腫なんですね。
両側の嚢腫を摘出後に再発予防で、閉経まで子宮内膜症の薬(ジエノゲスト)を内服と思います
①片側のみ切除のみ切除しても治療は変わりません。
②子宮がないだけで、ジエノゲストの副作用の不正出血は防げますが、
③全て切除されたら、ホルモン補充療法が必要です。早期に切除されると心血管系の疾患での死亡率は上昇します。今手術をされたら閉経時点で卵巣嚢腫は残っています。再発のことを考えると、出来れば今子宮内膜症の治療(ジエノゲスト)を受けられて、閉経時点で(FSHが40以上)で全摘がいいのではと思います。
また何なりとご相談ください。

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相談者さん

京都の婦人科医 先生 へ

現在もジエノゲストを服用していて、
生理が来ず快適にすごしています。
かかりつけ医にも1、2を選択した場合でも、
閉経までジエノゲスト服用とは言われました。

たとえば
手術をせずにジエノゲスト服用を続け
閉経後に全摘手術…という選択肢はありでしょうか

京都の婦人科医 先生

貴方の提案が一番いいと思います。
閉経に時点での全摘がいいですよ。
また何なりとご相談ください。

相談者さん

京都の婦人科医 先生 へ

ありがとうございました。

1、生理は残ります。残った卵巣に内膜症が再発したり、子宮からガンができる可能性があります。ホルモン自体は維持されます。
2、生理がなくなります。ホルモン自体は維持されます。残った卵巣からホルモンが出て維持されます。
3、両方の卵巣がなくなるため、一気に更年期症状が出る可能性が高いです。卵巣がん・子宮がんの心配はなくなります。

正直全てとってしまうのはご年齢的にまだ早いと思います。
更年期症状は思っているよりも全身に作用します。
1か2をお勧めします。
その場合は再発予防のお薬を飲む方が確かに良いでしょう

相談者さん

riri1104 先生 へ

回答ありがとうございます。

1.残った卵巣からホルモンは産生されますので、ホルモンバランスの崩れは軽度になりますが、残った卵巣嚢腫の管理が必要になります。子宮が残りますので、生理痛などは続くと思います。
2.生理痛は改善しますが、残った卵巣嚢腫の管理が必要です。
3.生理や生理痛もなくなると思いますが、ホルモンバランスの崩れは必発になりますので、ホルモン補充療法が必要になります。

相談者さん

dogleg 先生 へ

回答ありがとうございました。

子宮内膜症は卵巣が首座になることが多いですので、卵巣を残すと再発リスクは大きくなります。
また、内膜症を発生母地として卵巣癌が発症するリスクがありますので、その意味でも温存する場合は注意が必要になります。
なお、出産を希望しない場合、子宮を残す医学的な意味はありません。

1、片側卵巣のみ摘出
→侵襲性が最も少ない。
再発率は高い。

2、片側卵巣と子宮を摘出
→内膜症についての再発リスクは1とあまり変わらない。

3、全摘
→内膜症の治療としては最も確実性が高い。
強制閉経になるため、更年期症状が出る可能性が高い。

相談者さん

雪国の画像診断医 先生 へ

1の場合の術後はミレーナ+ジエノゲスト
2の場合の術後はジエノゲスト
3の場合の術後はホルモン補充療法
…を閉経までやることになると説明ありましたが、1、2の再発リスク、3の更年期症状がどの程度抑えられますか?

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