すぐに救急要請すべきだったのでしょうか

person70代以上/女性 -

先日、介護士として勤務している特別養護老人ホームでの出来事です。
利用者は90代の女性です。
その方は普段から嚥下状態があまり良くなく、咽せ込むこともあったり、痰絡みもしばしばありました。
その日は、食事も摂取され、入浴もされて、普段と変わらないようだったとのことでした。
夕方、痰絡みがあったものの、吸引するほどではなく、様子観察をとの看護師の指示があったそうです。その時のSPO2は94%。本人の状態が普段と変わらなかった為、食事も全部ではありませんでしたが、摂取できたそうです。
その後。21時に痰がらみがあり、車椅子に移乗してタッピングしたそうです。
夜勤だった私は22時に出勤し、そのことも含め申し送りを聞き終わるとすぐにその方の状態を見に行きました。
その時のSPO2は82%。数値のわりには呼吸苦はなく、顔色・口唇色に異常はなく、軽度の喘鳴があるくらいでした。(胸元に耳を近づけて)声かけにも反応あり。
何度測っても90%には届かず。その際、夜勤フリー職員(何かあった時に指示出しや連絡調整する人)にも一緒に対応。
22:30臥床し、15分後再計測し、やはり80%台。再度フリー職員に報告し、看護師にオンコールし、救急要請し、23:00すぎに搬送となりました。
診断は誤嚥性肺炎でした。
次の日、職場のリーダーに、「なんで最初に82%に下がった時点でオンコールし、救急車を呼ばなかったの。この数値が意味することはわかるでしょ」と責めるように言われました。確かに数値を見ればそうなのですが、日頃から、上手く測れないこともあったりするので、本人の状態も含めて、時間をあけて再計測するという判断をしました。
この判断をした私たちは間違っていたのでしょうか。すぐに救急搬送すべきだったのでしょうか。

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