なぜ心身症に薬物療法が有効なのですか

30代/女性 - 2022/01/27

2週間前に10円玉大の円形脱毛を発見。今朝は仕事の電話の直後に急に泣き出してしまいました。同様の理由で10年前に受診した心療内科が本日休診のため明日予約予定です（最終通院は3年前）。薬物治療について質問があり、受診時の参考にさせて頂きたく存じます。※質問は最終段落に記載
〈前回の経緯〉
ストレスが多い職場で勤務し、突然直径10センチの円形脱毛が2個出現。皮膚科で塗薬をもらい、そのうち治るだろうと通常通り勤務していましたが、上司が円形脱毛に気付き、心療内科で診断を受けた上で休職するよう勧められました。当時は自分が心療内科にかかるなんてと思い込んでいたので「大丈夫です」と断ったのですが、仕事の電話（客先への面談依頼で、怒られたわけでもなくたまたま先方の都合が悪く丁寧に断られただけ）の後に急に泣いてしまうということが続いたため、「これはまずい」と思い、心療内科を受診。診断は心身症でジェイゾロフトとリーゼを処方いただくと共に休職、復帰せずに退職しました。職場から離れたことで症状は改善し、円形脱毛も大学病院での注射で治りました。
〈今回の症状〉
前職を退職してから5年。以来初めての円形脱毛です。前回の経験から心療内科受診を考えましたが、まだ大丈夫と思って先延ばしにしていたところ、前回のように急に泣き出してしまい、悪化する前に受診しようと思います。
〈質問〉
前回はストレス環境から物理的に離れたことで症状が改善したように思います。今回は休職はしたくありません。今回も抗不安薬などを処方されると思うのですが、薬物療法→泣きだすのが治まるメカニズムがわかりません。自分では、泣きだす＝抗不安薬の「不安」にあたる実感がなく腑に落ちないからです。もちろん一因と思われる自身の考え方を変える努力は並行してしますが、休職しなくとも薬物療法で改善するものでしょうか。よろしくお願い致します。