【子宮頸癌再発と膀胱癌】原発巣や癌の種類を特定することで治療法が変わることはないですか

person50代/女性 -

・2005年(17年前)子宮頸癌罹患。腫瘍マーカーは術前最大SCC7.0。広汎全摘+骨盤内放射線照射+抗がん剤(シスプラチン)にて治療。
・2020/10より肉眼的血尿が続き、かかりつけ泌尿器科を受診したところ膀胱炎と診断される。抗生剤で一時的に改善はするものの再発を繰り返す。
この間尿細胞診を3回行うが異常なし。
・2021/10に腹部違和感があり単純CTを撮ったところ所見ありとのことで、以前頸癌の手術を行った総合病院泌尿器科に紹介を受ける。
・総合病院にて尿細胞診と内視鏡での生検を行うが癌細胞は見つからず。
病歴より念のため婦人科腫瘍マーカーを測定するがSCC0.7とカットオフ未満。
MRIを行い、膀胱癌(T4疑い)との結果。
脂肪組織や骨盤壁への浸潤は否定できないとのこと。
・追加で行った造影CTでは膀胱周囲以外の病変を確認できず。
腫瘍の大きさは6センチ程度。
・その後TURBTを行う。病理検査の結果、検体は肉腫様に変化した成分を含む扁平上皮癌と考えられ、頸癌の再発+膀胱浸潤として矛盾しない、との報告。
・同病院内の婦人科(2005年に全摘を受けた科)へ紹介をうけ現在PET-CT結果待ち。

掲題の件に関する質問です。
婦人科で遠隔転移がないかどうかのPET-CTを受け、現在結果待ちですが、婦人科の医師いわく「原発巣を特定しても意味がない。頸癌の再発と考えてPET結果を待ち治療を決める」とのことです。
1)頸癌再発と、放射線治療による誘発癌と、膀胱原発癌は治療方法は変わらないのでしょうか。
2)遠隔転移がある場合には化学療法となることは理解できますが、その場合でも抗がん剤の種類は同じなのでしょうか。
3)また現状のように局所に留まっている場合には膀胱全摘が第一選択ではないのでしょうか。
長文となりますがお願いいたします。

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