久しぶりの運動中の頻脈と強い倦怠感　狭心症を念頭に受診すべきか

50代/男性 - 2022/02/10

運動不足が続いています。先日スキーの初心者クラスに参加した際、開始後1時間程度でインストラクターに休憩を申し出て座り込むほどの強い倦怠感を感じました。運動負荷は軽く、スキーを履いてステップして斜面を少し上がる程度で通常倦怠感を感じる強度ではないと思います。けれどもフィットネストラッカーの記録は心拍数１６５／分の高い心拍数が2 時間余り続いていました。安静時の脈拍は７２／分程度です。クラス終了後は座位で休みましたが脈拍が下がって歩けるようになるまで40分程度かかりました。呼吸が激しくなったり胸部痛が出ることはありませんでした。今まで経験のない倦怠感でしたので、頻脈を伴う疾患を疑って受診した方が良いでしょうか。
背景
男性53歳、血圧:131/86 mmHg
喫煙歴:1988〜2015年、
2015年TSH:0.35 mIU/L (正常値:0.4~4.5 mIU/L)で甲状腺機能亢進を指摘される
2018年　人間ドックにて年不完全右脚ブロック、誘導Q波指摘。
2019年 心電図異常なし、心臓エコー図正常、胸部CTで大動脈瘤はないが大動脈の石灰化を指摘される。ABI,BNP共に正常。HbA1c(NGSP,2019):5.7%,
2020年より高尿酸血症でアロプリノール服用、投薬前UA:8.2,現在UA: 4.7 mg/dL, LDLコレステロール: 123 mg/dL, HDLコレステロール:51 mg/dL, Non-HDLコレステロール:145, Ferritin:399ng/mL
2021年　BMI:32.1、AST:29 U/L,　ALT:53 U/L