卵巣癌多発肝転移の抗がん剤投与による肝機能数値の増減について
person50代/女性 -
卵巣がんから多発肝転移をし、腫瘍が胆管に浸潤していると言われ総ビリルビンが6.73まで上昇(黄疸も発症)したため、抗がん剤(シスプラチン、パクリタキセル 、アバスチン )を3週間に1回6クール行うことになりました。現在、4クールを終了したのですが、各サイクルにおいてほぼ起こる現象があります。例えば、4クール目の数値は次のとおりです。投与前と投与3週間後は、サイクル的にほぼ同じ時期になります。
(抗がん剤投与前→投与1週間後→投与2週間後→投与3週間後)
ALP 322→277→238→487
AST 228→27→41→425
ALT 185→50→37→462
γ-GTP 733→573→432→1062
総ビリルビン 0.71→0.44→0.35→1.39
白血球 6600→4700→4170→6360
好中球(%)44.7→21.7→8.4→57.9
リンパ球(%)44.3→72.2→77.2→31.6
このように、投与後、順調に下がっていた肝機能数値が投与3週目に急激に上昇します。特に骨髄抑制が始まるとASTと ALT の数値がほぼ正常値になるのに、骨髄抑制が治まるとASTと ALT の数値も極端に上昇し、ビリルビン値も上昇するという現象が毎クールのように続いています。また、投与3週間後に肝機能数値が上がる頃に、胃の辺りが痛くなり、吐き気を催し嘔吐することもあり、嘔吐による脱水症状のためか尿の色も濃くなります。何が原因でこのような現象が起きているのでしょうか。毎回同じサイクルで同じ症状があるなら抗がん剤の副作用ではないかと言う先生もいますが、投与から3週間後に遅れて出てくる副作用もあるのでしょうか。ちなみにCT画像で病変は縮小し、マーカーも下がっていると言われています。
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