ペースメーカー感染症の治療について(再相談)

person70代以上/男性 -

90歳の父が黄色ブドウ球菌感染のため、ペースメーカー(3年前に心房細動でVVIモード、リード線右心室1本留置)をレーザー抜去してリードレスを装着するか、抗生剤治療で経過観察するかの最終選択を迫られています。入院後2週間が過ぎ、抗生剤投与でCRPが陰性化し平熱となっています。
1.抗生剤治療を選択し、症状に応じて対応していくのでは遅いですか。この時点で抜去術に踏み切るべきですか。
2.ペースメーカーが感染源として抜去されることに疑念があります。確かに留置部上皮の発赤あったが、4日程で完全に消失し傷もありません。同時期に乾燥肌での炎症や前立腺治療の皮下注射もあり、ペースメーカーが感染源と断定し切れません。しかし、菌が検出された以上、感染源が不明でもペースメーカー抜去となってしまうのか。
3.入院時に思えば片目に充血があり心内膜炎や膿瘍が心配ですが、抜去術の説明時に心エコー検査や合併症であることは言われていないので心配しなくてよいか。合併症の検査はされていると考えてよいか。
4.抜去後、リードレス装着前に一時的な体外式ペースメーカーのリード線を静脈に挿入して7~10日程抗生剤で除菌するとのことだが、その期間で不足なく完全に除菌がされるのか。
5.体外式リード線は、感染源の抜去されるリード線と一時的に心室内で共存するため感染するリスクはないか。また抜去術と並行して装着するため技術的なリスクがあるのか。
6.体外式のリード線の先端はどのような構造で着脱リスクは低いのか。またリードレス装着と並行して抜去するためどのようなリスクがあるのか。
7.短期間に複数のリード線等の着脱が行われ、心室内の着脱部との間隔制限等のリスクはないのか。リードレスの定着部が探し難くなるのではないか。
8.リードレス装着後に感染が再燃した場合は、抜去不可となるためどのような処置となるのか。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師