ABCP療法 4クールまたは6クールの判断基準を教えて下さい
person50代/男性 -
タイトル通りです。現在受けている治療であるABCP療法において、維持療法移行までの4剤治療は4~6クールとなっていますが、4回で終える場合と6回行う場合のその判断基準を教えて下さい。私は、2020年6月に肺腺がん(EGFR変異陽性 exon19del )と診断され、タグリッソにて1次治療を開始するも昨年8月に増悪、組織検査で小細胞がんへの形質転換が確認され(その後の調べでEGFR変異も残っている事が判明)、イミフィンジ+シスプラチン+エトポシドで治療し、一旦は奏功しましたがすぐに再増悪しました。ただ、その後の胸水採取で腺癌組織が確認され、腫瘍マーカーもCEAが急激に上昇(ABCP開始までに1500以上)するもNSE,Pro-GRPとも基準値内である事から、小細胞がんを抑えた代わりに元の腺がんが増悪したものと判断、最終的に今年の2月より腺がんの2次治療としてABCP療法を開始しました。現在3クールを終了し来週が4回目となります。因みに3回目直前のCT評価では、原発巣部分も大幅に縮小、胸膜の播種もほとんど分からなくなり、CEAも60台まで低下しよく効いているとの事でした。ただ副作用はきつく、特に初回は白血球低下や肝炎(AST:327 ALT:599)で1週間発熱する等危機的状況もありましたが、何とか治まり2~3回目まではクリアしました。そして、知りたいのは4剤治療を次回で終えるのかもしくは6回目までやった方が良いのか?という事です。ネットで調べても各患者さんまちまちですし、その線引きがよく分かりません。私としては副作用が辛くても、6回する事で維持療法以降の延命期間延長の期待値アップが少しでも見込めるならやりたいと考えています。そんな事誰にも分からないでしょうが、治療する医師としてはその判断をどのようにされるのかをお聞かせ下さい。よろしくお願い致します。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。