「85歳女性、貧血、食欲不振、甲状腺に腫瘤あり」の追加相談
person70代以上/女性 -
先日お伺いした85歳女性の件ですが、5月2日に血液内科で2回目の診察を受け、血液検査と骨髄検査を行いました。骨髄検査の結果はまだですが、血液検査の結果から多発性骨髄腫である可能性が高い、がん化した形質細胞は10%以上ありそうだ、と告げられました。
5月2日の血液検査の結果で、基準値からはずれていたものは下記の通りです。
TP8.5(H)
ALB2.3(L)
ALP193(H)
AST66(H)
γ-GTP95(H)
K3.4(L)
CRP定量7.63(H)
血糖121(H)
赤血球数250(L)
ヘモグロビン8.2(L)
ヘマトクリット24.7(L)
網状赤血球16.4(H)
フィブリノーゲン578(H)
Dダイマー定量4.5(H)
4月(4/12)の検査の項目にあったFe、FT-3、FT-4、フェリチン、葉酸、エリスロポエチンは今回の検査項目にありませんでした。また、Segは記載なし、Lympoは基準値内でした。
そこで、大きく2つお伺いしたいのですが、
(1)今のところ貧血とだるさ、食欲不振はありますが、痛みなどはありません。やはりこの血液検査の結果から、多発性骨髄腫である可能性がいちばん高いのでしょうか。他の病気の可能性はないでしょうか。
(2)γ-GTPについて、前回36から95に大幅に増えているのは、メルカゾールの服用のせいと考えられるでしょうか。血液内科の先生は甲状腺科の先生に相談してください、とおっしゃられたのですが、担当の甲状腺科の先生が次回いらっしゃるのは来週10日(火)です。それまで服用していても大丈夫でしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
85歳女性、貧血、食欲不振、甲状腺に腫瘤あり
85歳女性。
貧血で昨年2月に胃カメラと大腸カメラをして、胃は問題なし、大腸はポリープが3つあり、2つを切除。
2つのうち、1つは1.6ミリでガン化していた。
今年1月に2、3週間発熱が続き、PCR検査をしたが陰性。
貧血も依然としておさまらず、今年2月に大腸の、残りの1つの小さめのポリープも切除。
食欲がなく、昨年10月より体重が5キロ以上おちた。
だるく、疲れやすい。痛みなどはなし。
4月に血液内科に回され、血液検査。
基準値よりはずれていたのは下記の通り。
TP 8.3(H)
ALB 2.5(L)
γ-GTP 36(H)
K 3.0(L)
Fe 27(L)
CRP定量 5.49(H)
FT-3 5.63(H)
FT-4 >5.0 (H)
フェリチン 348.9(H)
葉酸 10.2(H)
エリスロポエチン57.0(H)
赤血球数 250(L)
ヘモグロビン 8.2(L)
ヘマトクリット 24.7(L)
網状赤血球 25.7(H)
Seg 76.0(H)
Lympo 15.5(L)
フィブリノーゲン578(H)
Dダイマー定量 2.8(H)
骨髄に異常があるかもしれないとのことで5月に骨髄検査予定。
甲状腺にも問題ありとのことで回された結果、腫瘤あり。
ホルモンが出すぎているとのことでメルカゾール5mmが処方された。
5月に再診予定。
以上のところまでで、どのような病気の可能性が考えられますでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
person_outlineアマリリスさん
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