肺腺癌・病理結果の組織学的グレードについて

person50代/女性 -

肺腺癌(病理病期1A3、浸潤部23mm)、脈管浸潤Ly0V0、胸膜浸潤pl0、胸膜幡腫:D0(なし)、肺内転移0、リンパ節転移なし、pT1c, pN0, pStage1A3, pR0、ALK陽性、組織型:置換型腺癌、組織亜型:lepidic(50%),papillary(30%),acinar(20%)(high-grade pattern 20%)、組織学グレード:G3(低分化腺癌)、との結果を受けました。今日は組織学グレードについて質問させて頂きます。G1=高分化は、置換性増殖が主体(優勢)で高悪性度成分が20%未満と定義づけられていると理解しています。今回の病理結果は置換型が主体(50%)であるものの、high-grade pattermが20%存在するためにG3という結果になったと同じく理解しますが、仮にhigh-grade patternが19.9%だった場合、今回の結果はG1になったものと考えます。G1とG3の間の予後データの優劣は明らかであり、以上の病理結果を総合してどう解釈をすればよいのでしょうか(0.1%の違いで雲泥の差があるのでしょうか)。がん専門病院の主治医からは、ALK陽性に鑑み分子標的の治験も検討余地あるとの話でしたが、結局、術後の補助化学療法は無し、半年後にCT検査を行い経過観察、と説明を受けました。組織グレードは、他の病理結果の値を凌駕するほど、単独で予後を予測できる因子なのでしょうか? 宜しくお願い致します。

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