肺がんのスクリーニング検査について
person60代/男性 -
呼吸器内科や同外科等、肺癌に関する専門家の方々に、端的にご質問させていただきます。人間ドックなどではなく、通常の健診における、肺癌の検査項目は、1年に1回、1.胸部X線検査のみ、または、(ヘビースモーカーなどハイリスクの受診者は)2.胸部X線検査に加えて喀痰細胞診検査が基本であると思いますが、肺癌も他の癌と同様、何の自覚症状もなくとも実はかなり進行している場合も間々あるということを考慮すると、上記1.または2.の検査のみでは、不十分であると思いますか?
ネットなどでは、1.や2.の検査を所謂「スクリーニング検査」というふうに呼んでますが、このサイトの専門医の方の中には、X線検査だけでは、「細かいことはほとんど何もわからない」と断言されています。
やはり、費用の問題や、集団健診における時間的効率等を考慮しなければ、CTによる検査を加えるあるいは、X線検査をCT検査に切り替えるというのが理想でしょうか?
X線検査で異常なしということで、早期の肺癌が見逃され、自覚症状が出てから、精密検査をしたら手遅れだったという例もあるものと思いますが、現状は、そのような例があったとしても致し方ないでしょうか?
先生方のお考えになる、理想的な肺癌検査などについて、自由にコメントいただければ幸いです。
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