膵がんのドライバー遺伝子検査に関して
person70代以上/男性 -
まもなく77才で、約1年前に切除不能進行膵頭部がん(動脈及び十二指腸浸潤、他に転移なし)と診断されたものです。先般はセカンドラインの検討に際してご意見をいただき、誠にありがとうございました。大変参考になりました。
現時点では、まだ「アブラキサン+ジェムザール」を1年間継続投与できていますが、一方で今後の治療について可能な限り選択肢を考えておきたく、あらためて「ドライバー遺伝子検査」に関して、以下の2点をお伺い致します。よろしくお願い致します。
1. 今般、採取した癌の検体をもとに、「遺伝子パネル検査」をすることになりました。適合する分子標的治療薬を探るためと理解しています。ドライバー遺伝子検査もこれと同様に癌の検体をもとにできるものなのでしょうか?それとも治験のような形で時間を掛け、入院等しながら行うようなものなのでしょうか(ゲノムレベルでの検査のことですか)?
2. 膵がんでは、ドライバー遺伝子の種類は4つに大別され、KRAS(ケーラス)が90%以上を占めると聞きます。仮にドライバー遺伝子の種類がKRAS(ケーラス)だと分かった場合に、膵がんへの効用が認められた薬はありますか?
まだ膵がんへの効用が確認できている薬がない場合、素人考えですが、他のがんでKRAS(ケーラス)への効用が認められている薬を使用するという選択肢は考えられないでしょうか?
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