気管支鏡検査による検体採取方法と病理検査結果について。
person60代/男性 -
お世話になります。
近く、胸部CT検査で右肺野に確認された腫瘤(径約3cm)(肺癌の疑いが強い)の確定診断のための「気管支鏡検査」を受診します。直接、気管に数mm径の細いファイバースコープの管を挿入し、該当の腫瘤(腫瘍?)の組織を採取するようです。原理的には胃の内視鏡検査と似たようなものなのでしょうね。
小生、この気管支鏡検査の詳細を知らなかったので、ネットなどでいろいろ調べたところ、いくつか疑問が点あり、ご専門の方々に、下記、お伺いしたく、よろしくご教示お願いいたします。
1)気管支鏡検査で用いるファイバースコープの管には 1.先端が伸びる「鉗子(かんし)」が装着されていて、その鉗子で該当する腫瘤(病変)の一部を摘まみ取って検体として採取する方法と 2.該当する病変の表面を(おそらく、グラスファイバーの管から、先端にブラシが付いた針金のようなものを病変の表面まで伸ばして)ブラシで擦り取って検体として採取する方法があるようですが、この二つの方法1.と2.の使い分けと言いますか、どういうときは1.で検体採取し、どういうときは2.で採取するとかのきまりがあるのでしょうか?
例えば、病変のある位置(枝分かれした気管支の末端から病変が遠いとか近いとか)や病変の状態(形状や大きさ)によるなど、もし細かな使い分けはなくとも、大体、こういうときは1.、こういうときは2.とかきまりがありましたらご教示お願いいたします。
2)気管支鏡検査にて採取した検体を病理検査(細菌検査?細胞診検査?)にかけると、肺炎などの炎症性疾患などは、その細かな病名まで特定できるのでしょうか?例えば、間質性肺炎、過敏性肺炎等々.....。
また、病理検査の結果、肺癌だと判定されたとして、その肺癌が、どの種類の肺癌(小細胞癌、腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌?)かまでも最終的には特定できるのでしょうか?
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