去勢抵抗性前立腺癌(転移あり)の治療薬について
person70代以上/男性 -
86歳の父の治療について相談をさせてください。
■概要
父は2004年から前立腺癌の治療を続けてきて、2020年からイクスタンジを服用。2022年2月に骨折のため入院して、イクスタンジは飲みきりで休薬。現在、PSAの数値が上がって(PSA368)、リンパ節に転移、予後数ヶ月〜1年を宣告されました。今後の治療と緩和ケアについて、医師Aと医師B(*注釈)から、それぞれ異なる治療薬を勧められている状況で、悩んでいます。
■相談内容
1)医師Aと医師Bからそれぞれ異なる治療提案をいただきました。それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
・医師Aからの提案「イクスタンジを再開しましょう。これまで3ヶ月ほど休薬していたので、がんの男性ホルモン依存症がわずかに回復している可能性があり、治療効果が得られる可能性は否定できません。上手くいけば予後を1−2ヶ月でも先延ばしできるかもしれない」
・医師Bからの提案「イクスタンジは昨年末時点で(PSA36)効きづらくなっていたので、今後はゴナックスとステロイド剤を併用して緩和ケアをしていきましょう」
2)できるだけ症状を緩和させ、出来れば予後を先延ばしするためには、どの薬をどの順番で選ぶことが有効だと思われますか(上記以外の薬も含め)。
■病状と経緯
添付の説明書をご参照ください。
※注釈:父は2022年2月に骨折をして形成外科で入院中に前立腺癌の進行と転移が発覚しました。長年お世話になった前立腺癌の主治医(医師B)は同じ院内に在籍していますが、今年度から異動になり同病院には週1勤務になってしまったため、新しい主治医(医師A)に変更となりました。ただ、それぞれの医師から今後の治療予定をご説明いただいた結果、使う薬が異なる結果となったのでアドバイスを賜りたいです。
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