「ステージ4の肺扁平上皮がんの検査結果と治療方針について」の追加相談
person70代以上/男性 -
4週間前に1のカルボプラチン、パクリタキセル、オブジーボ、ヤーボイ(day1)の治療を開始。副作用として骨髄抑制・間質性肺炎が疑われる事象を発症。幸いステロイドを投与し回復。現状は退院。これまで先生方へご相談し、ステロイドで抑えたような重篤な副作用が発生した場合は、ヤーボイ・オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤は使用せず、量を抑えたパクリタキセル・カルボプラチンでの治療が標準と理解しております。追加でお伺い致します。
1.カルボプラチン、パクリタキセルでの治療
通常4コース、最大6コースとお伺い致しました。本治療で奏功した場合の例を教えて頂けますでしょうか。一旦は効果が有り、がんを小さくできた場合でも、長くは継続せず1年と持たない程度の短期間で再びがんが大きくなり重篤な状態に陥りますでしょうか。免疫チェックポイント阻害剤を使用できなくなった時点で長期(例えば3年など)の延命は厳しい状況でしょうか。カルボプラチン、パクリタキセルのような従来型の殺細胞性抗がん剤では長期延命のチャンスは難しいでしょうか。
2.オブジーボ、ヤーボイでの治療
再度、主治医の先生方にオブジーボ、ヤーボイ治療の継続でご検討いただきました。主治医先生は安全性を考慮しお薦めはしない、他の先生の意見としてはステロイドでコントロールしオブジーボ、ヤーボイで治療継続もありうると意見が分かれたそうです。それも単剤でなく継続するならオブジーボ、ヤーボイとのお考えであったようです。危険性は認識しますが、後者の継続の考えはカルボプラチン、パクリタキセルでは劇的な効果が望めないのでどちらも厳しい状況であればオブジーボ、ヤーボイ継続もあり得るとのお考えからでしょうか。この選択肢は患者の体力・安全面を考えると厳しい、現実的で無いでしょうか。治療の選択で少しアドバイスを頂きたく何卒よろしくお願い致します。
ステージ4の肺扁平上皮がんの検査結果と治療方針について
父が肺扁平上皮がん(原発性)と診断。添付:PET-CT画像
【検査の状況】
市立病院(地域がん診療連携拠点病院)へ受診。右鎖骨組織から生検の結果、肺扁平上皮がんと診断。肺内転移が見られPET-CTから左肺にも小さながんが見え、ステージ4と診断。現状、脳や他臓器への転移は見られない。胸膜播種の可能性も。遺伝子変異は無く、PD-L1は15%。
【父の状況】
76歳男性、約10年前に禁煙。2年前に前立腺がんで前立腺摘出。以後経過観察。抗がん剤投与も無し。現在は咳が続くが、日常生活は問題が無く元気。
【提案された治療】
1:カルボプラチン、パクリタキセル、オブジーボ、ヤーボイ(day1)
2:カルボプラチン、パクリタキセル、オブジーボ(day22)
2が終了後、CTで評価。効果があればオブジーボ+ヤーボイによる維持療法を2年間予定。放射線治療は脳、骨転移などで対処が必要な場合のみ実施。
【質問】
1.PET-CTからの判断について
少ない枚数で恐縮ですが、コメントをお願い致します。右肺と比べ左肺の腫瘍は小さいですがステージ4でしょうか。現状、脳、骨、他臓器へ転移はありませんがプラス要素と考えて宜しいでしょうか。胸膜播種の可能性はありますでしょうか、あればかなり厳しいでしょうか。
2.治療法について
カルボプラチン、パクリタキセル、オブジーボ、ヤーボイの治療を提案されており、ご感想をお聞かせ下さい。主治医も判断が分かれると申しており、他の治療法もありますでしょうか。
3.PD-L1が15%の評価について
15%でのオブジーボ、ヤーボイの期待値を教えて下さい。率が低くても使ってみないとわからないでしょうか。
4 .セカンドオピニオンについて
今週予定。この状況で判断が分かれる部分、聞いておくと良い部分があれば教えて下さい。
person_outlineあきちゃんさん
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