「小細胞肺がん抗がん剤治療後の予防的全脳照射」の追加相談
person70代以上/女性 -
以前、こちらで相談させていただいた者です。予防的脳照射を行い、4月1日に全ての治療を終え、経過観察していましたが、6月下旬から腫瘍マーカーの数値が上がり、7月下旬、膵臓に再発(20ミリと6ミリ)してしまいました。悪性度の高いガンと聞いており、覚悟はしていましたが、あまりにも早い再発で心配です。8月中旬から入院して抗がん剤治療の予定ですが、今後どのようになっていくのでしょうか。主治医は、抗がん剤を変えることも検討しているようですが、変えた方がよいのでしょうか。
もう完治が難しいのであれば、苦しい抗がん剤治療を続けるのもどうかと思ってしまいます。本人も、モチベーションが下がっており、入院に後ろ向きな気持ちもあるようです。ただ、家族としては、少しでも長生きしてもらいたい思いもあり、どうしたらよいのか悩みます。
小細胞肺がん抗がん剤治療後の予防的全脳照射
71歳女性、昨年秋に小細胞肺がんステージ2b限局型と診断され、11月中旬から、抗がん剤(カルボプラチン、エトポシド)と放射線治療(1日2回、計30回)を始めました。抗がん剤は、4クール行うことができ、2月初旬に全ての治療を終え、目に見える範囲のがん細胞はなくなったと言われました。医師によれば、治療経過は順調とのことです。
現在、予防的に脳への放射線(10回)をすすめられています。経過もよく、体力もあり、脳照射をする事で、脳への転移を防ぎましょう!という事のようです。認知力低下などの副作用もありますが、もし、脳へ転移したら、予防的照射の時よりも多くの量を照射しなくてはならないし、転移した場所によっては、副作用の認知力低下よりももっときつい認知力低下を、起こす事もあるので、体幹がしっかりしている人、1回目の治療で効果が出ている人、あまり高齢でない人などには、すすめているとのことでした。脳転移の確率は、5割程度とのことで、予防的照射をすることにより、2〜3割になるそうです。
聞いた時は、そんなに転移の確率も下がらないし、副作用も怖いので、する必要があるのかと迷いもあったのですが、標準治療のようですし、やはり行った方が良いのでしょうか?予防的照射をしても、脳転移してしまったとき、照射できる放射線が少なくなるなど、治療方法が限定されるのでしょうか。
ご意見をいただけるとありがたいです。
person_outlineQさん
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