肺がん術後補助化学療法終了後のテセントリクの有用性について

person60代/男性 -

60代男性です。肺がん(扁平上皮がん、ステージ2A)のため先月、某病院にて手術により右肺上葉を切除しました。私の場合、今後の病理検査の結果次第で、またステージは変わる可能性はあるものの、少なくとも術後の補助化学療法は受ける必要があるものと認識しております。
肺がんのガイドラインに従うと、ステージ2~3Aの術後補助化学療法としては、「シスプラチン(CDDP)と他剤の併用化学療法」を実施すると考えられます。
上記の所謂、抗がん剤での化学療法が終了後、PD-L1陽性のの非小細胞肺がんにおける術後補助療法として、最近、免疫チェックポイント阻害剤のテセントリクの使用が可能になったようですが、一方、本年10月3日付のネットで見つけた記事の見出しで『免疫療法の副作用、原因解明 がんの治療効果に期待 米国立衛生研』があり、引用すると「米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員のグループは、免疫の力を利用してがんを攻撃する「免疫チェックポイント阻害薬」による治療の際、腫瘍が急激に大きくなる副作用が起こるのは、がんの増殖を助ける「制御性T細胞」の働きが原因だったと発表した。論文は、2日までに米医学誌キャンサー・イムノロジー・リサーチの電子版に掲載された。小林氏によると、免疫チェックポイント阻害薬は、長期的に治療効果を得られる患者がいる一方、がんが急激に大きくなってしまう患者も2割前後いた。」以下、記事省略。この記事を見て驚いたのは「がんが急激に大きくなってしまう患者が2割もいた」点です。せっかく術後、がんの再発を抑える目的で使用した免疫チェックポイント阻害薬(テセントリク)が逆にがんの再発を誘発してしまう可能性があるように感じてしまうのですが、私の考えは浅はかでしょうか?「術後補助療法」としてテセントリクを使用する場合は無用な心配でしょうか?ご専門の先生方のご意見をお願い致します。

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