肺がん(非小細胞がん)手術後の補助化学療法(CDDP+VNR)について

person50代/男性 -

知人(50代男性)が先月肺がん(扁平上皮がん)の手術を終え、先ごろ退院し、退院後の検査・診察でも経過は順調とのことです。病理病期はステージIIBということで、今後は呼吸器内科に移って、術後の補助化学療法を受けることになるようで、近々、呼吸器内科の医師から具体的な説明を受けるとのことです。私がネットや書籍などをたよりに調べた限りでは非小細胞がん(ステージII~IIIA)の術後の補助化学療法の抗がん剤としては、シスプラチン(CDDP)+ビノレルビン(VNR)の投与(点滴)(4クール)が標準的な療法となっているようですね。
そこで、ご質問ですが、
1)ほとんどの施設(病院など)でこの組み合わせ(CDDP+VNR)で補助化学療法を行うと思って相違ないでしょうか?あるいは施設によってはCDDPは固定でも、肺がんの種類(組織)の違い(例えば同じ非小細胞がんでも「肺腺がん」と「扁平上皮がん」の違いなど)でVNRを別の抗がん剤に変更することも可能性として考えられますか?
2)上記、術後の補助化学療法を受けるにあたって、知人はまだ50代で現役で仕事をしており、術後(退院後)も自宅で数日だけ療養したあとは職場に復帰して働いていますし、これからも勿論、仕事を継続したいということです。ただ、私が聞いたところでは肺がんの術後補助化学療法は患者の副作用等の管理面から、入院を要するという話もありますが、相違ないでしょうか?もしそうだとすると最短でもどの程度(何日間)の継続した入院になるでしょうか?また初めて補助化学療法を受ける際(1クール目)は入院するにして、そこで副作用等の問題もなく終えられた場合は2クール目からは、通院で治療を受けるということも可能でしょうか?
あくまで、近々、知人が担当医から説明を受ける前の予備知識として、お伺いいたしますので、何卒、よろしくご教示をお願いいたします。

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