タグリッソ耐性後の二次治療
person60代/男性 -
経過
63歳男性です。
2019年5月に呼吸器内科で肺腺癌ステージ4・EGFR陽性(エクソン21 のL858R変異、CEA : 301.4、PD-L1 : 50%未満)と診断され、2019年6月からタグリッソによる治療を開始しました。
2021年8月のPET CT検査の画像上では、左肺下葉(原発巣、縮小)・胸椎8番・12番の3箇所のみになりました。
2021年10月に整形外科で撮ったCTで胸椎の状態悪化が判明。放射線照射(胸椎8番・12番)とゾレドロン酸(1回/月、4mg/100mL)の点滴開始。その後、放射線科の先生の勧めで原発巣への照射も行いました(2021/12/11終了)。
2022年4月のPETCT診断結果
左下葉肺癌加療中: 原発巣、 骨転移ともにCMRです。 慢性経過の放射線肺臓炎、 反応性の慢性リンパ節炎疑い L1椎体陳旧性圧迫骨折
左側胸水、右肺上葉囊胞、 左下葉無気肺
肝嚢胞、 前立腺肥大
直腸炎疑い : 前回に比し炎症活性が増強しています。
2022年10月のPETCT
右肺癌+骨転移加療中: 再発を疑う病変がありPMDです
・局所再発を疑う所見なし
・気管分岐下リンパ節転移+多発肺転移+第4肋骨転移の出現
・既存の胸椎転移はCMR
L1腰椎圧迫骨折
肝嚢胞、右腎結石、 左腎嚢胞、 前立腺腫大、 痔疾(疑)
血液検査結果(2022/4→10)
クレアチニン値 : 1.22 → 1.4 → 1.52 → 1.56 → 1.74 → 1.79 → 1.76
CEA値 : 8.2 → 8.2 → 8.1 →9.1 → 10.9 → 14.9 →14.4
質問
先生からタグリッソの効き目がわるくなったので、薬の変更を提案されました。
腎機能が悪いの心配です、最適な二次治療を教えてください。
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