悪性リンパ腫で脳転移した状態からのCAR-T治療は可能ですか?

person60代/男性 -

65歳の父のことです。
2年前に小腸の腫瘍摘出し、悪性リンパ腫が発覚しました。(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)
R-CHOP6クール?で一度緩解したものの、数か月で足に再発。
その後、自家末梢神経幹細胞移植を目指したものの、移植直前になってリンパ腫が再燃しました。
詳細のレジメンは判りませんが、再度、薬の配合を変えて化学療法を行い幹細胞移植をめざしながら、その時点でセカンドオピニオンをいくつかの病院に伺い、CAR-Tの治療対象になる可能性は十分ある、と回答をもらいました。

化学療法で多少の効果が出たようで、既存の腫瘍はかなり小さくなっていたのですが、
最終クールに差し掛かるところで、今度は急激に食欲が減退して体重が減り、意識低下もみられました。
緊急入院してCTとMRI検査の結果、脳の中隔腔の周辺に病変がみられ、浸潤によるリンパ腫の転移であろうという診断を受けました。

髄注で抗がん剤を入れてもらいましたが、1回目の注射のあと数日たっても特段の効果は認められないということです。
主治医からの説明としては、今後は様子を見て髄注を再度試すくらいで、造血能力も弱ってきておりおそらく進行も早いので、このまま効果がなさそうであれば早い段階で緩和ケアに移行すると言われています。

本人は、現在簡単な日常会話はできますが、ややもうろうとした状態で記憶もあやふやなようで、仕事の話などをしても思い出せない、もしくはつじつまの合わない内容をしゃべるということが多い状態です。
嚥下能力も少し弱ってきているとのことです。

ここからCAR-T療法というのは全く望みはないのでしょうか。
また、CAR-Tを始めるとしたら本来どの段階で切り替え、もしくは並行して治療するべきだったのでしょうか。

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