「総胆管結石症による黄疸・胆管炎の発症と改善を繰返す理由、及び本人がERCP・手術...」の追加相談
person70代以上/女性 -
1.尿路結石の様に、総胆管結石も時間の経過で十二指腸に流れ出ることはあるのでしょうか?流れ出た場合、造影CT等で分かるのでしょうか。質問する理由は、前回の黄疸・発熱から1か月程度経過して、黄疸も発熱も腹痛の症状も無いので、十二指腸に流れ出たという淡い期待を持ったのですが、こういうことは考えずに早急にERCPを受けるべきでしょうか。
2.胆管結石の採石手術を受ける場合に、「日本胆道学会認定指導医制度の指導医一覧で『内視鏡診断治療』に印が付いている指導医がいる病院、そして指導施設一覧に掲載されている病院」の方が、「指導医がいない病院、指導施設一覧に掲載されてない病院」より安心感があると考えてよいのでしょうか?
質問する理由は、いま、2つの病院のどちらでERCPの手術を受けようか迷っていて、両病院共に年間ERCP実施件数は500件位です。
(1)一つの病院は指導施設一覧に掲載されている病院で、部長の医師は、「日本胆道学会指導医」であり、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医、日本膵臓学会指導医、日本肝臓学会専門医等。
(2)もう一つの病院は指導施設一覧に掲載されていない病院で、部長の医師は、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医、日本肝臓学会認定肝臓専門医・暫定指導医等。
3.母は認知症で短期記憶が直ぐに消滅する為、入院中、起床時や手術後に麻酔から覚めた際に、なぜ自宅以外の病室にいるか分からなく、混乱する恐れがあります。2つの病院の相談窓口に電話で問い合わせた結果の回答は、コロナ以前は手術前後は家族は付き添えたが、今はそれが出来ないが、主治医が特別に許可すれば、朝や手術前後も付き添えることもあるとのこと。どういう場合にそのような特別の許可がおりるのか、また主治医にお願いする際にポイント事項があれば教えて下さい。
総胆管結石症による黄疸・胆管炎の発症と改善を繰返す理由、及び本人がERCP・手術を拒否する場合の対応
1.経緯
89歳の女性。従来、血液検査で肝機能が悪かったことはなかった。突然、顔色が黄色くなり、微熱(37.0℃)、極端な食欲不振になったので、訪問診療医が血液検査を行い(9月20日)、肝機能関係で高数値が判明、病院を受診(10月5日)。再度血液検査、造影CTで、診断は、「総胆管結石の疑い、一時的な閉塞性黄疸、胆管炎になった可能性、胆嚢にも結石」。受診時(10月5日)は既に、肝機能の血液検査数値は改善していたので、家族が入院・手術(ERCP)によるADLの低下を懸念し、次回発症迄、経過観察を選択。受診から1週間経過後(10月11日)、顔色が黄色くなり、微熱(37.0℃)、極端な食欲不振が生じたので、訪問診療医の血液検査で、9月20日より更に肝機能が高数値だったが、倦怠感が強く病院受診出来ず。その後、症状改善し現在に至る。
(血液検査の結果)9月20日→10月5日→10月11日
総ビリルビン3.9→1.2→5.4
直接ビリルビン2.5→0.5→3.2
AST(GOT):238→37→322
ALT(GPT):340→43→295
ALP/IFCC:123→85→154
LD/IFCC:346→231→827
γGTP:274→97→280
白血球:10000→7600→-
CRP:4.9→0.308→4.31
2.質問
(1)黄疸等の発症・改善を繰り返す理由。
(2)胆道がんの可能性があるとの説明。がんの確定診断の方法はERCPのみなのでしょうか。
(3)患者(アルツハイマー型認知症)が手術拒否なので、家族同意のみで手術は出来ないとの病院の説明。患者は1分前に聞いたことを忘れ、医師の説明が理解できていないと思いますが、手術拒否という意思を表明。家族としてはこの手術を受けてほしいと思っています。良い方法はないでしょうか。
person_outlinelisaさん
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