術後補助化学療法(CDDP+VNR)による腎機能低下について

person50代/男性 -

50代知人が、肺がん手術(左肺上葉切除+リンパ節郭清手術)後、先日、術後補助化学療法(シスプラチン+ビノレルビン)の1クール目(DAY1、DAY8)を受けました。DAY1から約3週間後に経過観察の血液検査をしたところ、腎臓機能の数値である、クレアチニンと推定糸球体濾過量(eGFR)の値が基準値から外れており、腎臓機能に支障が出ている結果でした。具体的には、術後補助化学療法の治療前の血液検査では、クレアチニン:0.96mg/dL、eGFR:63.3mL/min/1.73m2 でしたが、治療受けた約3週間後は、それぞれ、1.21mg/dL、49.1mL/min/1.73m2 となっていました。担当医の話では、シスプラチンによる腎臓機能への影響が出ていて、人によってはシスプラチン投与後、1か月経過してもなかなか数値が回復しない人もいるとのことで、もう暫く(1週間ほど)してから、また血液検査の結果を見て、次のステップ(2クール目の治療)に進むか否かを判断しましょうということでした。
ご質問は、
1)CDDP+VNRの抗がん剤治療において、知人のように腎機能に障害が生じることは頻度としてはわりと多いのでしょうか?
また、
2)知人のように、クレアチニンやeGFRが、一旦、悪くなった場合、時間の経過とともに、また基準内の数値まで回復するものでしょうか?

医師の話では、どの位の期間かは個人差があるが、時間の経過とともに回復するものだし、知人のレベルの数値であれば、毎日飲水(1~2L)を十分すること以外は特に普段通りの食生活で差し支えないとのことでした。
ちなみに、腎機能を判定する他の指標であるBUN(尿素窒素)は治療前も治療後3週間後の検査ともに、15mg/dLと変わらず、基準値の範囲内でした。

以上、ご専門の先生方のご意見をお聞きしたく、よろしくお願いいたします。

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