アミラーゼ産生肺癌に対する二次治療について

person70代以上/女性 -

80歳の母について相談です。昨年5月に背中の痛みがあるという事で検査したところ、左上葉部にステージ4の肺腺癌が発覚。EGFR陽性ということで、イレッサによる治療を開始しました。500あった主要マーカー(CEA)の値も200付近まで低下し、薬の効き目があったものの9月頃よりアミラーゼの値が上昇、12月から1000を超え、1月は1300、2月はじめには1800に。膵臓、唾液腺のMRI、エコーを撮ったが特に腫瘍などは見られず、担当医からはアミラーゼ産生肺癌との診断を受けました。腫瘍マーカー(CEA)の値も1月300、2月400と上昇しており、イレッサの耐性化により効かなくなってきたとの説明を受けました。その後、血液検査を受け、T790M変異陽性であればタグリッソが使えるが、陰性の場合は使えない為、キイトルーダ+化学療法を勧められています。そこで2つ質問があります。まず1つ目は、母のようなアミラーゼ産生癌患者の場合でも、T790M変異陽性であれば、タグリッソの選択で間違いないでしょうか。それとも奏効率などからキイトルーダ+化学療法も考えられるのでしょうか。担当医からはキイトルーダは副作用のリスクがあるとの話を聞いています。それから2つ目は、万一、T790M陰性の場合、タグリッソは使えないということになりますが、昨年12月に近畿大がT790M陰性非小細胞肺がん患者に対し、タグリッソを用いた医師主導治験を実施し、その有効性を確認したとの発表記事を見ました。患者家族が希望すれば、T790M陰性の場合でもタグリッソを使うことは出来るのでしょうか。よろしくお願いします。

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