(再質問)噴門側胃1/2切除・食道残胃吻合(ふんごう)後の経過観察とタケキャブ20mg長期服用
person70代以上/男性 -
2019.10手術後半年毎の血液検査とct検査、加えて1年毎の内視鏡検査。外科手術後担当外科医が2回代った。
202010内視鏡:手術後1年間のタケキャブ20mgの効果ありタケキャブ休薬へ
2021.10内視鏡で、1年休薬により、胃・食道に潰瘍跡あり、タケキャブ20服用再開
2022.10内視鏡は胃・食道に食残渣多く、1年間のタケキャブ服用の効果判定ができず、医師判断でタケキャブ20mgを継続との医師判断で現在に至る。
問題は;
1 胃がんの経過観察での内視鏡は1年毎であること
2 一方「胃食道逆流症診療(GRED)ガイドライン2021(日本消化器学会)」では、内視鏡知見の程度によって、2−4週間(〜8週間)でのPPIやPCABのスクリーニングを行い、治療効果を確認しながら、治療継続、維持療法への切り替え、休薬の判断をする(大雑把な表現ですが)。
上記1と2でタイムサイクルが異なるので、今のままではGREDに対する適切な判断ができず、結果としてタケキャブ20mgの長期継続になってしまうのです。
自覚症状の上では、タケキャブ服用有無の差異はあまり感じられず、時々夜間就寝中に胃酸逆流が起こる程度です。胸焼け等はありません。その事象も夕食の負担減少、寝るまでの時間帯、眠り方の工夫など生活習慣の配慮でかなり防げます。従って、GREDの状況は内視鏡次第になる。
一方、強力な効果のあるタケキャブ20mg長期服用に伴う副作用を心配しています。いずれも遺産抑制によって、胃内PHが1−2→長期に4以上になることにより起こりうる事です。
1 症状としてあるもの;B12不足で手足の脱力現象や下痢が時々起こる
2 今後起こりうること;Ca吸収不足による骨粗相症や高ガストリン症?
胃癌経過観察と内科医のGRED観察の二本立て要かご相談いたしたい。
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